断熱リノベーション事例紹介|名古屋市熱田区の重量鉄骨戸建て
執筆:はちとり(株式会社SOWAKA・スタッフ)
執筆:はちとり(株式会社SOWAKA・スタッフ)

重量鉄骨造
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断熱リノベーション
今回ご紹介する事例は、築42年重量鉄骨造フルリノベーションの施工事例です。
元々は1階に工場、2.3階を住居として使われていた3階建て重量鉄骨造の空き家を、ご両親から譲り受けたご夫婦。断熱性能を高めるリノベーションを行い、当時お住まいだった住居を手放して移り住むことを選択されました。
最初お会いした際に、「自分達と工務店と大工さんが対等な関係でリノベーションを進めたい。」とお話しくださったおふたり。そのようなお気持ちは弊社としても大変嬉しく、印象的なお言葉だったことをよく覚えています。
ご夫婦がこれから老後まで、時間を贅沢にゆっくりと暮らせるように、バリアフリーを考慮しながら行ったフルリノベーションをご紹介します。




- 1. 動線を大きく変えたリノベーション
- 2. 明るい光が入り込む2階リビング
- 3. オシャレでスマートなGRAFTEKTのキッチン
- 4. 趣味の時間をじっくりと楽しめる住まいづくり
- 4.1.1. DIY用のアトリエ
- 4.1.2. リビングから繋がる屋根付きのバルコニー
- 4.1.3. 15帖の広々としたインナーバルコニー
- 5. 真似したい!玄関のシューズクローク
- 6. アクセントクロスで住まいに遊びと彩を
- 7. 将来を見据えたバリアフリーリノベーション
- 8. 断熱リノベーション
- 8.1. 『二重サッシ』の断熱
- 8.2. 『セルロースファイバー』を採用した断熱リノベーション
- 9. フルリノベーションに向いている重量鉄骨造の住まい
- 10. 鉄骨造のリノベーションはSOWAKAへ
- 10.1. SOWAKAの強み~得意としていること~
- 10.2. SOWAKAのリノベーションはこんなお客様に喜ばれています
動線を大きく変えた
リノベーション
BEFORE


元々工場があった1階部分はシャッターで閉ざされており、内部もコンクリートや鉄骨部分がそのままむき出しとなったガランとした空間でした。
2.3階は住居として使われていましたが、住居部分の玄関は外階段から上がった2階に設置されており、屋外に作られた急な階段を登らなければ室内に入れない造りになっていました。
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AFTER

外階段を取り外し、玄関は1階へと移設。駐車場からそのまま室内へ入ることができるようになりました。
1階以外の窓の大きさや場所は変更していないので、よりリノベーション前後の変化をご覧いただくことができます。
外壁もコントラストの強いバイカラーを使って、スマートで印象的な外観に生まれ変わりました。
明るい光が入り込む
2階リビング

元々事務室として使われていた部屋と居住空間を繋げて、リビングは2階にまとめました。
建物の両側が隣家で挟まれているため、1階に作るよりもしっかりと光が入り込んでくれて、明るく開放的な空間になりました。

ここがpoint
ソファはご夫婦と相談しながらSOWAKAオリジナルで造作!世界にひとつだけの特別仕様です。
なかなかイメージ通りのソファに巡り合うことができず、「だったら作ってしまおう!」と造作を始めたソファ。大きさや座った時の高さ、触り心地、ご夫婦と細かな部分まで相談しながら造り上げました。
両サイドに、飲み物や本をちょこっと置くことができるレストスペースがあるのがポイントです。
暮らしていく中で掃除がしやすいように、ソファ下は掃除機の先が奥までしっかり入るように設計。壁付けにしてしまおうかとも悩みましたが、移動ができるように単体としました。

ここがpoint
コード類がスッキリとする壁掛けテレビは、近年マストな人気アイテム!
弊社で施工をさせていただくお客様の、ほとんどが採用されている壁掛けテレビ。
コード類を全て壁の中にしまってしまうので、ごちゃつきがちなテレビ周りをスッキリとさせることができます。
※上記写真に写っているコードが、壁の小さな穴に収納され見えなくなります。
コードにホコリが溜まってしまうと掃除の手間がかかりますし、最悪の場合、そこから発火し火災に繋がる可能性もあります。掃除が苦手な方や、日々忙しくなかなか手が回らない方は、ぜひご検討いただくことをおすすめしています。
オシャレでスマートなGRAFTEKTのキッチン


キッチンは、GRAFTEKTのポポラートアイランドタイプをセレクト。
ポポラートアイランドは、キッチンと横並びのダイニングテーブルが一体となっているので、出来上がった料理を並べたり下膳する際には、そのままスムーズに運ぶことができます。
GRAFTEKTは、傷や汚れに強いメラミン素材を採用しており、気兼ねなく使用できるのも嬉しいですね。


ここがpoint
人気のキッチンパントリー。空間を贅沢に使った大容量スペース!
GRAFTEKTキッチンを抜けた扉を開けると、そこは憧れの超大容量キッチンパントリー!
これだけの広さがあれば、食材のストックはもちろん、非常用食材や水の保管、普段使わない調理器具なども余裕で収納することができます。
壁面は可動式の棚になっているので、収納する物によって高さを合わせて、ご自身が使いやすいようにカスタマイズしていただくのが良いですね。
趣味の時間をじっくりと
楽しめる住まいづくり
DIY用のアトリエ
DIYでご自身で何かを作ることがお好きなご主人。趣味の時間を心置きなく作業に没頭できるように、1階には専用の作業台付きアトリエを計画しました。
細かな部品や多くの工具も散らばることが無く、作業がはかどりそうですね。
SOWAKAでは、何をどこに収納したいか、どんな収納グッズを使う予定なのかを具体的に伺いながら計画をしていくため、中央の小さな引き出しもシンデレラフィット!

リビングから繋がる
屋根付きのバルコニー

2階リビングダイニングと繋がる、日当たりの良い屋外バルコニー。晴れた日には洗濯物や布団も気持ちよく干すことができそうです。
屋根があるので、少しの雨なら大丈夫な点も嬉しいポイント。
広さも十分にあるので、テーブルと椅子を出して外でご飯を食べたり、夏は夕涼みをしたりと、暮らしに楽しみが広がりそうですね。
15帖の広々としたインナーバルコニー


3階部分には、15帖ものインナーバルコニーを計画しました。
床には人工芝を敷きつめているので、そのまま座ったり寝転んでいただくことも可能。これからご夫婦でどのような使い方をされていくのか楽しみです。
写真にある天井梯子は、登っていくと屋上に出ることができます。今回、屋上空間には何も設けていませんが、夏の季節は花火大会を見ることができるそうです。
真似したい!玄関のシューズクローク


※棚板が入る前の写真です
玄関を入った左側は、広いシューズクロークとして設計をしました。壁一面の可動式の棚があるので、たくさんの靴でも十分に収納することができます。
また、クロークとして独立させるのではなく、壁の一部を取り払って行き来できるようにすることで、玄関との仕切りは残しつつも、スペースを広く動線を確保し回遊できるように。
外と接する玄関は、靴はもちろんのこと、雨の日は傘、冬場はコート、お子様のいるご家庭では外遊びの道具など・・・物が増えがちな場所のひとつ。土間収納やシューズクロークがあれば、汚れをそこまで気にすることなく、保管収納することが可能です。
アクセントクロスで住まいに遊びと彩を




今回のお住まいでは、随所にアクセントクロスを取り入れています。アクセントクロスを取り入れることで、空間がぐっと引き締まったり、個性を出したおしゃれな空間に。
壁の1面だけ色を変えたり、柄物を入れても楽しむことができますね。
また、人目に付く部分は勇気が出ない・・・という方は、家族しか入らない収納スペースやなどに取り入れていただくのもおすすめです。
将来を見据えたバリアフリーリノベーション
将来車いすを使う暮らしになっても困らないように、老後までを見据えたリノベーション。お風呂以外の生活は1階だけでも完結できる、バリアフリーを考えた設計をしています。

こちらの写真は、1階にある一部屋。2階に立派なキッチンがあるにも関わらず、1階にミニキッチンを設置しています。
足が悪くなって2階に行けなくても、ここで簡単な調理なら行うことができます。


また、車いすで移動ができるように、玄関や扉の間口は広く、全て引戸としました。
現在だけでなく、数十年先未来の暮らしをイメージしながらのリノベーションです。
断熱リノベーション
3階建ての重量鉄骨造である、今回のお住まい。
鉄骨の特徴として熱伝導率が高いため、鉄骨造の住まいでは、骨組みとなる鉄骨が外気温を屋内にまで伝えてしまい、夏は暑く・冬は寒くなってしまいがちです。
また、室内と屋外との温度差が生じやすいことから、結露が発生してカビの原因になったり、さらには建物の劣化を早めてしまうこともあります。
そのため、鉄骨造には、しっかりとした断熱対策を行うことが大切です。
参考コラム:断熱リノベーションの重要性と効果/名古屋市の実例から学ぶ快適な住まい作り
『二重サッシ』の断熱


今回の事例では、二重サッシを多く採用しました。
写真のように、既にある窓の内側にもう一枚窓を造作し、窓と窓の間に空気の層を作ることで、断熱効果を高めます。
窓は外気温と内気温の出入りが最も多い場所なので、窓の断熱をしっかりすることで大きな効果が期待できます。
もっと知りたい!効果的な窓断熱サッシのいろいろ
『セルロースファイバー』を採用した断熱リノベーション
今回ご紹介した物件の壁や天井の断熱には、『セルロースファイバー』という断熱材を採用させていただきました。

セルロースファイバーとは、新聞紙などの古紙をリサイクルした断熱材で、地球環境にも住む人の健康にも優しい素材です。それを内壁と外壁の間に高密度に吹き込むことで、断熱効果を発揮します。
さらに断熱効果が強いだけではなく、以下のような優れた特徴も持っています。
また、セルロースファイバーはブローイング工法という方法で、細かい断熱材を壁の空洞に大量に詰め込んでいきます。
現在、日本の住居で最も広く使われている『グラスウール』等の板状断熱材と比較すると、圧倒的に隙間を作らず、高密度に施工することができます。
また、登録されている断熱専門のプロが施工してくれるので、仕上がりも安心して任せることができる点もポイントが高いです。
株式会社SOWAKAは、この『セルロースファイバー』を標準仕様として提案しており、施工経験も多くありますので、気になる方は一度お問い合わせください。
フルリノベーションに向いている重量鉄骨造の住まい
今回ご紹介した物件は、鉄骨造の中でも厚さ6mm以上の鉄骨を使用している『重量鉄骨造』に区分されます。
この『重量鉄骨造』は、フルリノベーションに向いている特徴があります。
なぜ『重量鉄骨造』はフルリノベーション向きの構造なの?
- 厚みのある鉄骨自体に強度があり、しっかりとメンテナンスを行っている物件であれば、リノベーションを行った後も長い年月に渡って耐久性を保つことができる。
- 柱や梁の数が少ない為、間取りの自由度が高く、大空間や吹き抜けなども作ることができる。
- 重量鉄骨造は取り壊しにも多くの費用がかかるため、建て替えをするよりも比較的低コストで新しい住まいを手にすることができる。
ただし、重量鉄骨造には独特の構造様式があり、リノベーションの中でも特に専門的知識が多く必要になる構造でもあります。
リノベーションを検討する際には、重量鉄骨造の知識と経験を多く持つリノベーション会社に依頼することがおすすめです!
こちらのYouTubeでは、「株式会社SOWAKA」現場・設計担当の杉山が、プロの視点から『鉄骨造』に関しての解説をしています。
『軽量鉄骨』と『重量鉄骨』を比較しながら、リノベーションに向いている物件のアドバイスもありますので、ご興味があればぜひご視聴くださいね!
鉄骨造のリノベーションはSOWAKAへ

株式会社SOWAKAは愛知県内で数多くのリノベーション案件を手掛けており、重量鉄骨造はもちろん木造住宅や軽量鉄骨造住宅、鉄筋コンクリートのマンションなど、様々な構造体のリノベーション実績があります。
「こんな家に住みたい」、「こんな暮らしがしたい」と言ったご要望に加えて、ご予算も含めたたくさんの思いをお伺いした上で、最適な家のプランをご提案させていただきます。
お客様のご要望を限定することなく、どんな用途や構造体にも適切に対応ができるSOWAKAならでは提案力で、あなたの夢を叶えるお手伝いをいたします。
SOWAKAの強み
~得意としていること~
SOWAKAは重量鉄骨造だけでなく、在来木造、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリートなど、どんな構造でもリノベーションすることができる強みがあります。
各構造にはそれぞれ専門的知識が必要不可欠である中、幅広く奥深く多くの知識と経験を持っているからこそできる、構造を限定しないリノベーション。
また、建物内部を全て取り払って新しい住まい方の提案や断熱性能を高めた省エネ改修が得意です。
建設分野では新築よりも改修の方が計画をすることや実際に工事を行うことが技術や知識、実績が必要でコストもかかると言われていますが、当社では、あえて難しいリノベーションをメイン事業として挑戦し続けています。
SOWAKAのリノベーションはこんなお客様に喜ばれています
- 家族が増えたり、子どもが独立をして生活が変わった
- 中古住宅を購入して新しい生活を始める
- 実家を相続した
- 実家に戻るので二世帯住宅にしたい
- 建て替えや新築も考えたけど資金が足りない
- 家族や自分の今後に備えたい

リノベーション事例
名古屋市内を中心に、愛知県全域で多数のリノベーション事例があります。
是非ご覧ください。