〚現場レポート〛トヨタホームの戸建てリノベーション|軽量鉄骨造×断熱
ハウスメーカーの軽量鉄骨住宅は、そのハウスメーカー以外の他社でもリノベーションを行うことが可能です。
今回の舞台は、ハウスメーカー”トヨタホーム”が建てた、築18年の中古住宅。
メーカー住宅ならではの構造を確認しながら、断熱性能を高め、暮らしに合った住まいへ再生していくフルリノベーション工事の様子をレポートします。
この物件の完工後紹介はこちら!
01:リノベーション前の御祈祷

先日、工事がまもなく始まるお客様のお宅にて、リノベーション工事の御祈祷を行いました。
御祈祷のご希望をいただいた際には、いつも「尾張猿田彦神社様」の神主様に来ていただいています。
まず今回の御祈祷では、リビングにて神主様が「今回リノベーションをされるお客様がこれからこの場所で住むこと」「SOWAKAという建築の会社がこれから工事を行うこと」などを、この土地・建物の神様に、ご挨拶とご報告するために祝詞を唱えてくれます。

その次は屋外に出て、土地の四隅をお神酒や塩で清めていただきます。
とても暑い日でしたが、梅雨にも関わらず、青空が出ており、天気がとっても良かったことが、神様にも喜んでもらっているような感じがして嬉しかったことを覚えています。
屋外のお清めの後は、リビングに戻り、参列者全員が順番に玉串を捧げ、二拝二拍手一拝で拝礼。
お子様の赤ちゃんにも玉串が渡され、一緒に拝礼されている姿がとても印象的で素敵でした。そのお子様にとっては、「実家」となるこの場所が、安全で幸せに満ち溢れるような空間でありますように・・・

最後に、神主様から「これからここで生活すること」について、ありがたいお言葉を聞かせてもらい、最後にお神酒を頂き、お祓いが締めくくられました。
御祈祷後には、神主様も含めて記念写真を撮らせていただいたのですが、御祈祷中のお客様の真剣な眼差し・姿勢から、どこかホッとしたような表情に変わり、いつも以上にお客様の笑顔が輝いてみえたことが印象的でした。

今回私たちも御祈祷に参加させていただき、気持ちが洗われる想いがしたのと同時に、今回SOWAKAで工事をさせていただけることに対してのお客様への感謝や、これから何か月もかけて行う工事に携わる人がみんな安全に過ごせるよう、進めていく決意を改めて固めました。
建物を建てるだけでなく、御祈祷という伝統的な習慣を、リノベーション工事においても大事に執り行わせていただきたいと考えております。
リノベーションをご検討の方は、建物の事だけではなく、目に見えない想いもぜひ私にお聞かせください。
02:解体工事~塗装準備
足場工事

今回、外壁塗装の工事に伴い、まずは足場の設置からスタートします。
足場の設置は、作業員の安全を守るだけでなく、作業効率を高めるためにも欠かせない大切な工程です。
解体工事

足場の設置と並行して、室内では解体工事がスタートしています。リノベーションでは、すべてを解体するというわけではなく、「この収納はこのまま」「この建具は再利用する」など、必要な部分を残しつつ、解体作業を進めていきます。
そのため、重機で一気に解体していくわけではなく、職人の手作業で解体されていくのです。解体というとダイナミックなイメージがありますが、実は細やかな作業なんです!
この後、既存の「グラスウール」の断熱材も取り除き、壁にはSOWAKAの標準仕様「セルロースファイバー」の断熱材を吹き込んでいく予定です。
外壁塗装工事

解体工事が進む中、屋外では外壁塗装の準備も着々と進んでいきます。
いきなり、新しい塗料を塗装するのではなく、まずは高圧洗浄を行い、綺麗に塗るための下準備を行っています。
綺麗な仕上がりにするためにも、とても重要な工程!
今年6月から、建設現場での熱中症対策が義務化されたとニュースになっていますが、昨今の暑さでは空調服の着用は必須ですね!
外壁塗装の工事では、外壁材と外壁材の繋ぎ目に使われている「シーリング材」を打ち換えていきます。
青いテープの部分がシーリング材を打つ部分。
シーリングは10年ほどでひび割れなどの劣化によって、そこが雨漏れの原因になることがあります。
今回築18年ほど経っていることを考え、このタイミングで打ち換え、外壁機能を改善していきます。

シーリングをしっかり施工することで、防水性が高まり、建物全体の耐久性が向上。見た目も美しくなりますね!
これからずっとお客様が快適に住み続けられるよう丁寧に作業が進められていきます。
次回は、来週からスタートする新しい塗料での塗装の様子をレポートします!
03:塗装工事

塗装前の準備が完了し、いよいよ塗装が始まっています。
外壁・軒裏などの塗装色は、建物全体のバランスなどを考えながらお客様と打ち合わせを重ね、それぞれの場所に最適な色を選んでいきました。
こちらは塗装が始まる前の状態です。今後どのように生まれ変わるのかが楽しみです!

新しい色に塗装がされてた一部がこちら↓
今日も天気が良く、塗装したばかりの新しい壁面はより一層キラキラ輝いてみえます!
外壁材と外壁材の継ぎ目も真っ白な新しいシーリング材に打ち換えられました。
そのままだと白色が浮いてしまうので、シーリングの上にも新しい塗装を施しています。

この後は、軒の裏側“軒裏(のきうら)”や屋根の雨水を建物外部に排水するための設備“雨樋(あまどい)”にも塗装をしていく予定です。

ちなみに“軒裏(のきうら)”は、“軒天(のきてん)”と言われることもありますが、これは見る人の視点によって呼び方が変わるんです。
屋根から見たら、軒の裏にあるので“軒裏(のきうら)”。地上から見上げたら天井なので、“軒天(のきてん)”。
見るところによって呼び方が変わるなんて、面白いですよね!
“雨樋”については、設置されている部分によって、個別に名前が付けられています。
例えば、軒の先に沿って付いている樋は“軒樋(のきどい)”
外壁に沿って上から下まで付いている樋が“竪樋(たてどい)”
軒樋と竪樋を繋いでいる樋が“呼び樋(よびどい)”
これらすべてを総称して“雨樋(あまどい)”と呼ばれています!
04 : 解体工事
解体工事

こちらは2階の踊り場を解体している様子。
壁で仕切られた部分を解体し、新たな出入口を造ります。
火花が飛び散る迫力のシーン。安全第一、真剣な眼差しで丁寧に切断中です。
解体はダイナミックな工事に感じますが、今後も使い続ける部分があるため、とても繊細な作業なんです!
壁の解体

カーテンレールや壁紙、壁紙の下にある石膏ボードを解体していくと、布団のように敷き詰められた断熱材が見えてきました。
こちらは袋に入ったグラスウールの断熱材がぎっしりと使われています。家がダウンを着てるようで暖かそうです!
ただ、袋入りのグラスウールは、経年により重みで下に沈んでしまうことがあります。
今回は断熱性能を向上させるために、こちらの断熱材を取り外し、SOWAKA標準仕様の「セルロースファイバー」を吹き込みます。

既存で使われていた「グラスウール」の断熱材が取り除かれ、外壁材の裏部分が見える状態になり、黒い軽量鉄骨が見えています。
鉄は錆びるイメージがある人も多いですが、こちらの建物はトヨタホームさんの高い防錆塗装技術が使われており、錆のない綺麗な状態です。
軽量鉄骨で建てられたお家と聞くと、全てが鉄骨で作られているような感じがしますが、
このように解体してみると、壁下地の設置部分や窓枠と壁が接する部分には木材が使われていることが分かります。
キッチン解体の様子


お風呂解体の様子


05 : 解体後の現地確認
解体後の様子


予定通り解体工事が進み、床や床下断熱材も取り除かれ、基礎が見える状態になっています。
こちらの物件は、トヨタホームのユニット工法(軽量鉄骨造)で建てられた築18年の戸建住宅。
ユニット工法とは、工場内で、柱や梁、壁、内装、設備などを組み込んだユニット(箱型)を部屋ごとに製造し、組み込んだユニットを現地で組み合わせて建てる工法のこと。
また、軽量鉄骨造とは、建物の主要構造部分(柱や梁など)に、厚さ6mm未満の鉄骨を使用した建築構造のこと。
住宅メーカーでは、トヨタホーム以外にもセキスイハイムも軽量鉄骨造のユニット工法を取り入れていますね。
工場内である程度製造されるため、品質が安定していたり、天候に左右されにくく、工期が短縮できるというメリットがあります!
そして、そんなトヨタホームの建物、私たちもお客様も驚いたことがありました!
それは、築18年経っているにも関わらず、鉄骨部分やボルト部分などにサビが見られず、とっても綺麗な状態だったこと。
世界のトップを誇る「自動車の技術(カチオン電着塗装)」が、お家造りにもサビ対策の部分で、活かされているようです。
お客様ご自身の目で現地確認

工事現場は危険な部分も多いので、通常の現場では、お客様が内部をご覧になるのは、ある程度建物が出来てからのことが多いです。
ですが、SOWAKAでは、大工工事が始まる前のこのタイミングで、既存の図面や資料では分からなかった細かな部分や構造部分について一つ一つ丁寧に解説をしています。
なぜなら、お客様にとってこれから長い時間、色んな思い出を作りながら過ごす大切なお家だからです。

こちらの写真は、階段下の収納部分について確認している場面です。
解体してみたところ、収納の入り口の高さが、実際取り付けてあったところよりも、もう少し高く取れそうでした。
そのため、使いやすいように高さを変えるという、新たなご提案をさせていただきました。
解体後の現地確認では、工事の進み具合や構造部の不具合の有無を確認して、予定通り施工を進めていくことももちろん大切です。
ですが、SOWAKAでは、実際にお客様にも確認していただきながら、より良い暮らしに繋がるように臨機応変にご提案をすることも、大事にしています。
現地確認を終えたお客様からも「さらに楽しみになってきた!」「自分のこれから住む家に安心感をもつことができた」というお言葉をいただきました。
06 : 断熱材吹き込み下準備

断熱材「セルロースファイバー」の吹き込み前、下準備の様子をご紹介していきます。
セルロースファイバーは、古紙を細かく綿状にしたもので、専用の機械で吹き込みを行っていきます。
セルロースファイバーとは?

外壁と室内の間に空間を造り、そこに「セルロースファイバー」を吹き込みます。空間を造るために、専用シートを張ったのが写真の様子。
元々あるコンセント部分を埋めてしまわないように、その部分は丁寧にカットして張っていきます。

シートを張り終えたあとは、その上に木の下地を取り付けていきます。
これで、セルロースファイバーを吹き込む準備が整いました!
今回張った専用のシートはとても薄くみえますが、実際は破れにくく丈夫なシートになっています。
このシートのおかげで、セルロースファイバーを隙間なくパンパンに吹き込むことができます。
07 : 断熱材”セルロースファイバー”吹き込み

いよいよ断熱材「セルロースファイバー」の吹き込みの様子をご紹介します。
セルロースファイバーは、専用のマシンを使って、認定されたプロの施工技術者のみが施工できる断熱材。
セルロースファイバーを載せたトラックが、2台到着しました!
右側のトラックに専用マシンが内蔵されており、そこからホースを使って吹き込みをしていきます。

セルロースファイバーは古紙を再利用して細かな綿状にした素材で、エコでありながら断熱性能が高いのですが、
施工がしっかりされないと効果が半減してしまいます。
そのため、ブローイングという工法で特殊な機械と技術を持った専門スタッフが施工を行います。
断熱には隙間が大敵なので、プロの技術で隙間なくセルロースファイバーを吹き込んでいます。

吹き込みを終えた直後の様子がこちらの写真。
穴が空いているところが吹き込み口ですが、ギリギリまで吹き込んであることが分かります。
まるで家がダウンを着ているような状態になっていますね!

吹き込み口をしっかり閉じたら完了です。
吹き込んだ部分を触ってみると、はち切れそうなぐらいパンパンにセルロースファイバーが吹き込まれており、押すと跳ね返ってくる感覚があります。
写真の右下あたりが分かりやすいのですが、隙間なくぎっしり入っているため、盛り上がっているのが分かります。
今回、こちらのお家に住まわれるお客様にも、セルロースファイバーの吹き込み作業を実際にご見学いただくことができました。
断熱部分は、家が完成すると見えなくなってしまう部分ですが、暮らす上ではとっても大切なものです。
大切な部分だからこそ、実際に住むお客様にはご自身のお家を見て・知っていただきたいと考えておりますので、今回も実際にご覧いただけて嬉しかったです。
08 : 床下断熱

建物の床部分は、床材が取り除かれ、地面が見えるような状態になっていましたが、新しい床下断熱の工事が進んでいます。
床下断熱をすることで、室内の気密性が高まり、床下からの空気の侵入を減少させることができます。
そのため、夏は床下からの熱気が少なくなり、冬にはつらい底冷えも軽減されて、より快適な暮らしに繋がります。
特に夏の光熱費は高くなってしまうことが多いですが、床下断熱をすることで冷房の効率が上がり、光熱費の節約も期待できますね!

床下断熱には“フクビ化学工業のフクフォームEco”を使用しています。
こちらの断熱材“フクフォームEco”は、これまでリサイクルできずに捨てられていた未使用の紙や再生プラスチック、とうもろこしを原料として作られる澱粉(コーンスターチ)が原料に含まれているんです。
私たちの生活の中でも身近な存在のモノが使用されている、次世代のエコな断熱材ですね!
またウレタンフォームなどの一般的な発砲系断熱材は、発砲ガスが封入されて作られることが多いです。
そちらは断熱効果が高いのですが、発泡ガスが経年により空気と置き換わってしまうことで、断熱性能が低下する恐れがあると言われています。
その点、この“フクフォームEco”は、水発泡という技術により、長期間の高い断熱性能を維持することができるそうです。



断熱材“フクフォームEco”を、鉄鋼と鉄骨の間に隙間なく敷くために、大工が一枚一枚、丁寧に形を整えながら施工していきます。
厚さ8cmの断熱材が底冷えを軽減させてくれます。

断熱材を敷き詰めた後は、フローリングを張っていくための下地準備。
こちらの写真に写っているのは、床の仕上げとして、フローリングに使用するヒノキの板。
茶色の節(ふし)と言われる部分が少ないものと多いものを選別しているところです。
節が少ないものを1Fの床に、節が多いものは2Fの床として使われます。
ヒノキの香りに癒されながら、400枚ほどを1枚1枚チェックしていました!
どんなフローリングになるか楽しみですね♪
09 : 屋根裏の断熱

今回は屋根裏の断熱の様子をご紹介。
屋根裏にも壁と同様“セルロースファイバー”を吹き込みます。
こちらはセルロースファイバーの吹込み口を天井に作ったところです。
セルロースファイバーはふかふかの綿状のため、開口部からセルロースファイバーが落ちないよう、塞き止める立ち上がりも作ります。

この写真はセルロースファイバー吹き込み前の状態です。
こちらの建物には元々10㎝ほどのグラスウールが敷き詰めてありました。
今回は屋根裏で行う工事(電気配線など)がないため、このグラスウールの上からさらにセルロースファイバーを吹き込みます。
これって結構特別なことで、リノベーションだから&今回の内容だからこその贅沢な断熱方法です。
セルロースファイバーにより隙間をなくし、室内外への熱の出入りを防ぎます。
施工中の動画がこちら↓

専用の機械で一気に吹き込んだ後は、盛り上がっているところを平らにしていきます。
元々入っている10cmほどのグラスウールの上に、セルローズファイバーを17cmほど吹き込み、合計20cm以上の断熱が入っていることになります。贅沢な仕上がり!
人間で例えると・・・厚手のニットの上に、さらにダウンジャケットを羽織っているようなイメージです!
お引渡しは9月後半、暑さが落ち着いた秋の予定ですが、
「早く厳しい冬が来て、お客様に完成したお家の住み心地・快適さを早く感じていただきたい!」と思うほど特別感のある断熱です。
10 : 天井仕上げ工事

2階で屋根裏の断熱工事が行われている頃、1階では天井の仕上げが進んでいます。
多くの住宅の天井では、クロス仕上げと言って、壁紙が貼られた仕上がりになっていますが、こちらの建物の1階部分はシナ合板という木材で仕上げていきます。
シナ合板とは、シナノキと合板(べニア)が合わさったもの。
表面にくるシナノキは、木目の主張が少なく、淡い色合いが特徴です。
そんなシナ合板で仕上げられた天井は、木でありながらナチュラルになりすぎず、でも木の温もりを感じられるお洒落な仕上げです!
電気配線の位置や全体のバランスを測りながら、一枚一枚丁寧に仕上げていきます!

シナ合板仕上げがされた天井の一部がこちら。
ここで一つポイント!
作業が始まる前に、現場監督の杉山から「シナ合板を仕上げる時は、手袋を付けて作業をお願いします」と指示がありました。
なぜ手袋を付けて作業をするかと言うと…誰でも素手で作業した場合、目では分からないのぐらいの手の油(皮脂)がシナ合板に付きます。
施工した当初は全く問題なく綺麗な仕上がりに見えますが、この見えない手の油は、5年後ぐらいになって少しずつ表面化してしまいます。
そうならない為にも、手袋を付けて作業する必要があったんです!
これは新築のみに携わっている人だとなかなか気付けないこと。
長らくリノベーションに携わってきたSOWAKAだからこそ、気付けるポイントでした!
11 : 造作工事
玄関ホール

こちらは玄関から見たホール部分です。
曲線が印象的な壁が出来上がりました!こちらにクロスを貼って仕上げをします。
曲線の壁の方が直角の壁よりも柔らかく優しい印象になりますね!

この曲線を出すために、曲げ合板と言われる「曲げることができる板」を使っています。
通常は、強度を上げるために木の繊維が縦方向の板と、横方向の板が合わさって、曲がらない合板になっています。
しかし、この曲げ合板は、木の繊維が同じ方向同士が合わさっているため、繊維に沿って曲げることができます!
この曲げ合板がなかった時代、木の板を水に浸して柔らかくしたところを縄で縛って曲線を作っていたそうです。
その手間を考えると、当時この曲げ合板はとても画期的な存在だったのではないでしょうか!
ちなみにこの曲げ合板、こんにゃくのように曲げられることから、別名「こんにゃくベニヤ」とも呼ばれています!
パントリー収納

こちらはキッチン横の収納部分、パントリーの入り口です。
特徴的な形の入り口になっていますが、それはなぜだか分かりますか?
それは、パントリーの上が階段となっており、その下のスペースを活かした収納になっているからです!

元々同じ場所に収納があり、赤い点線部分までが入口となっていました。
階段下の空きスペースを活用しているため入り口が小さく、さらには扉もあったため、少し使いにくさを感じた空間。
今回は扉をなくし、入り口を少し広げることで、出入りがしやすく日常的に使いやすいパントリーへ改修しています。
アーチ型の出入口

サニタリールームへ続く入口部分にはアーチ型の開口デザインが登場。
長方形の入り口とは違い、やわらかな曲線が加わることで、空間全体がやさしく、あたたかい印象になっています。
また、扉をつけないことで、出入りのしやすさや、圧迫感が軽減されています。
アーチ型が空間のアクセントになっていて、入り口のデザインだけでも、気持ちが上がり、毎朝の支度も楽しく出来そうですね!
建具の取付

そして、いよいよ建具の取り付けも進んでおり、各部屋のドア枠が取り付けられています。
ドア枠が付くだけでも、一体の空間からそれぞれの部屋の形がみえてくるような感じがして、ますます完成が楽しみです!
新たに断熱材が吹き込まれた壁には、下地となる石膏ボードが貼られて、クロスの仕上げができる状態になっています。
12 : キッチン設置

配管のみ残して解体されていたキッチン部分に、新しいキッチンが設置されました!
こちらは、シンクやコンロがある作業台とレンジフードが設置されたところです。
まだ水栓やガスは繋がっていませんが、今後接続されて使える状態になっていきます。
キッチン横の手元部分に、キッチン照明のスイッチを付けるのがSOWAKAの小さなこだわりです!

続いて、こちらはカップボード部分です。
背面に二口コンセントを3箇所設置しています。
家電が増えがちなキッチンでは、コンセントの数が多いと同時使用もしやすいですね!
毎日の家事がぐっと楽になり、使い勝手の良いポイントです!
13 : クロス仕上げ

完成まであと少し!いよいよ仕上げ工事、クロス貼りの様子をお伝えいたします!
断熱材のセルロースファイバーを吹き込んだ後、クロスで仕上げるための下地材となる「石膏ボード」を施工していきます。
黄色の壁が石膏ボード(プラスターボード)で、防火性や遮音性に優れており、下地材としてよく使われています。

石膏ボードの継ぎ目やビスの穴にパテ処理を。
パテを塗って平滑にすることでクロスの仕上がりが美しくなります。
パテ処理の丁寧さが、クロスの剥がれや破れにくさに繋がるため、大切な工程です。
その後は、お客様とお打合せを重ねながら決まったクロスを、一面ずつ慎重に貼り進めていきます。

クロスが貼られると、やはり一気に雰囲気が変わり、空間のイメージが形になっていくのを感じます。
クロス選びでは、たくさんの種類の中からサンプルを取り寄せて比較したりと、打合せ段階でもワクワクする場面です。
そうして選ばれたクロスが、実際の空間に貼られる瞬間は、もっとワクワクする工程です!
お部屋の個性がぐっと引き立ち、完成に向けて楽しみが広がっていきますね!
14 : 桧のフローリング

こちらの建物の床材には、「桧(ひのき)の無垢フローリング」が採用されています!
桧(ひのき)は、日本で昔から根強い人気のある木材です!
人気の理由は、なんといっても香りが良い!こと。この香りは「フィトンチッド」と言われる成分で、リラックス効果があると言われています。
仕事や学校から帰ってきて、我が家が桧の香りでお出迎えしてくれると、とっても癒されそうですね!
桧には香り以外にも、消臭・防虫・抗菌の効果も優れているため、内装材にとてもおすすめです。
また耐久性も高いため、伊勢神宮の式年遷宮や1400年以上前に建てられた法隆寺でも使われています!
驚くことに、桧は伐採してから200年ぐらいは強くなり続け、その後1000年ぐらいかけて緩やかに弱くなっていくんです。
1000年経っても、伐採した頃と同じぐらいの強度があるとも言われていて、この耐久性の高さは木材の中でも最高レベル。
桧は「木の王様」と言われることがありますが、こんな特徴があるので納得ですね!


床や天井の木の雰囲気に合わせて、以前はダークブラウンだった扉や階段の色も変更しました。
お部屋の大部分を占める場所(天井・床・壁・建具など)は、色を使いすぎず、統一感のある色合いでまとめています。
15 : 寛ぎのリビング空間 Before / After
家族の憩いの場となるリビング空間のビフォーアフターをご紹介。
リノベーション前は石目調のフロアでクールな印象でしたが、今回温かみのある雰囲気にガラッと変わりました。


床に桧の無垢フローリングが使われていたり、天井の仕上げも木が使われており、温もりを感じます。
無垢フローリングは経年の変化が楽しめるのもポイントで、白っぽい色味が艶のある飴色に味わい深くなっていきます。
またリノベーション前は、小上がりの和室スペースがリビングの一画にあり、下がり壁もあったため、リビングとは少し違う空間というイメージでした。
今回は、小上がりと下がり壁のどちらも無くし、リビングを広く開放的な空間にしています。
畳は思い切って、リビング中央に配置。
フローリングと畳に段差がない、バリアフリーなリビングとなっています。
思わず素足で歩きたくなってしまう【桧の無垢フローリング】と親子で寝転がってくつろげる【畳】の組み合わせが最高です!
16 : 玄関ホール Before / After


元々とても広い玄関ホールがあったお住まい。
今回、玄関のすぐ近くにあるお風呂スペースを広く取り、新たに脱衣所を設けるために、間取りを調整しています。
その兼ね合いで、玄関ホール自体は以前より少しコンパクトになっています。
ただ、玄関正面の壁の角を丸く仕上げることで、視線がやわらぎ、圧迫感を抑える工夫がされています。
また、シューズボックスの位置を移動したことで、すっきりした印象になりました。
動線や使い勝手を意識しながらも、デザイン性も高めており、温かみや安らぎを感じる雰囲気の玄関に仕上がりました!
17 : 2階ホール回遊動線 Before / After


2階では、もともと壁だった部分を解体し、新しく入り口が出来ました。
この入り口の先はクローゼットになっており、衣類や身の回りの物をまとめて収納できるスペースとして活用します。
壁をなくしたことで視線が抜け、2階全体が明るく、開放感が生まれました!
また、クローゼットの入り口にはあえて扉を設けていないため、朝の身支度や帰宅後の片付けもスムーズに行えます。
こちらのクローゼットは、主寝室と2階ホールの両方から行き来できる回遊動線になっており、毎日の動きに無駄を少なくし、暮らしやすい間取りとなっています。
18 : 2階洋室 Before / After


2階のお部屋も1階のLDKと同じ、「ヒノキの無垢フローリング」を採用。
以前は、落ち着いた色味のフローリングで重厚感のある印象のお部屋でしたが、
木の表情が豊かで爽やかな「ヒノキの無垢フローリング」へリノベーションし、空間全体がぐっと明るい印象になりました。
床の色が変わることで、同じ広さのお部屋でも光がやさしく広がり、 開放的に感じられる空間になっています。
壁・天井も空間になじむやさしいトーンのクロスは、家具・インテリアのコーディネートが映える仕上がりです。
シンプルながらも素材感を感じられる空間は、これからの暮らしに寄り添い、長く心地よく使っていただける一室ですね!
この記事のライター

中根真子(株式会社SOWAKA・コーディネーター)
◆保有資格:リノベーションコーディネーター
岐阜県恵那市出身。自然に囲まれた田舎でのびのび育ち、今は愛知での暮らしを愛犬と共に楽しんでいます。
結婚を機に家づくりを経験し、理想と不安が入り混じる気持ちを痛感しました。その経験を活かし、お打ち合わせではお客様の想いをじっくりお伺いし、「楽しい家づくりだった」と思っていただけることを大切にしています。
住んでみて分かったリアルな目線で、理想の住まいづくりを全力でサポートします。まずはあなたの想いを聞かせてください!
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