【尾張旭市】重度心身障がい者施設N様 扉の移設
重度障がい者施設N様のリノベーション現場。
元々が病院施設なので、入口の扉は2枚あり、”風除室”と呼ばれる空間がありました。
飲食店などでも、入口の扉の内側にもう1枚扉がある店舗が多いですよね。これは特に雨や風の強い日に、外の砂やホコリが室内に入ってくるのを防ぐ、衛生的な役割があるんです。
元々は写真の奥側、外扉に近い部分にあった扉ですが、今回のリノベーションでは少し室内側に扉をまるごと移設。

扉と扉の間が広くなり、空間に余裕が生まれました。
障がい者施設なので、ご家族やスタッフさんの待合も多くなるはず。風除室が広くなることで、出入り口の混み合いも緩和されるのではと思います。
現場を知っているオーナー様だからこそ生まれるアイディアと配慮ですね。



