【瀬戸市】リノベーション現場レポート 解体後の現地確認
瀬戸市、2階建て軽量鉄骨造のリノベーション工事は、解体工事がほぼ終わり、お客様と現地にて現状確認を行いました。
解体後確認
予定通り解体工事が進み、床や床下断熱材も取り除かれ、基礎が見える状態になっています。


こちらの物件は、トヨタホームのユニット工法(軽量鉄骨造)で建てられた築18年の戸建住宅。
ユニット工法とは、工場内で、柱や梁、壁、内装、設備などを組み込んだユニット(箱型)を部屋ごとに製造し、組み込んだユニットを現地で組み合わせて建てる工法のこと。
また、軽量鉄骨造とは、建物の主要構造部分(柱や梁など)に、厚さ6mm未満の鉄骨を使用した建築構造のこと。
住宅メーカーでは、トヨタホーム以外にもセキスイハイムも軽量鉄骨造のユニット工法を取り入れていますね。
工場内である程度製造されるため、品質が安定していたり、天候に左右されにくく、工期が短縮できるというメリットがあります!
そして、そんなトヨタホームの建物、私たちもお客様も驚いたことがありました!
それは、築18年経っているにも関わらず、鉄骨部分やボルト部分などにサビが見られず、とっても綺麗な状態だったこと。
世界のトップを誇る「自動車の技術(カチオン電着塗装)」が、お家造りにもサビ対策の部分で、活かされているようです。
こんな内部・構造部分を見られるのは、お家に住むお客様にとっても、大工工事が始まる前のこの時だけ!
実は貴重なこのタイミングで、お客様と解体状況の確認をしていきます。
工事現場は危険な部分も多いので、通常の現場では、お客様が内部をご覧になるのは、ある程度建物が出来てからのことが多いです。
ですが、SOWAKAでは、このタイミングで既存の図面や資料では分からなかった細かな部分や構造部分について一つ一つ丁寧に解説をしています。
なぜなら、お客様にとってこれから長い時間、色んな思い出を作りながら過ごす大切なお家だからです。

下の写真は、階段下の収納部分について確認している場面です。
解体してみたところ、収納の入り口の高さが、実際取り付けてあったところよりも、もう少し高く取れそうでした。
そのため、使いやすいように高さを変えるという、新たなご提案をさせていただきました。

解体後の現地確認では、工事の進み具合や構造部の不具合の有無を確認して、予定通り施工を進めていくことももちろん大切です。
ですが、SOWAKAでは、実際にお客様にも確認していただきながら、より良い暮らしに繋がるように臨機応変にご提案をすることも、大事にしています。
現地確認を終えたお客様から「さらに楽しみになってきた!」「自分のこれから住む家に安心感をもつことができた」というお言葉をいただき、私たちもとても嬉しかったです。
そして、今週からいよいよ大工工事が始まっています。次回の現場レポートをお楽しみに!
この記事のライター

中根真子
中根真子(株式会社SOWAKA・コーディネーター)
岐阜県恵那市出身。自然に囲まれた田舎でのびのび育ち、今は愛知での田舎暮らしを楽しんでいます。
結婚を機に家づくりを経験し、理想と不安が入り混じる気持ちを痛感しました。その経験を活かし、お打合せではお客様の想いをじっくりお伺いし、「楽しい家づくりだった」と思っていただけることを大切にしています。
住んでみて分かったリアルな目線で、理想の住まいづくりを全力でサポートします。まずはあなたの想いを聞かせてください!