【一宮市|木工事】現場レポート

一宮市で着工した、木造2階建ての注文住宅の現場は、建方が終わって造作を開始しました。

「ここまでのスケジュール」

1.設計打合せ 3ヶ月

    ↓

2.設計監理契約、工事請負契約

    ↓

3.地鎮祭

    ↓

4.地盤調査、地盤改良工事

    ↓

5.整地、基礎工事

    ↓

6.木工事開始、建方

「木工事のスケジュール

基礎が出来上がって床下の設備配管が終わったら、やっと上部構造を造り始めます。

1.土台敷き、剛床張り

2.建方、屋根ルーフィング張り

3.構造金物取付→建方・金物チェック

4.サッシ搬入、中間検査

この1~4までの期間がだいたい1週間ぐらい。

一気に形が出来てきてきましたね!

【1.土台敷き、剛床張り】

出来立ての基礎の上に樹脂製の基礎パッキンを置いてから土台を乗せてボルトで締めていきます。

築30年以前の建物は基礎の上に直接土台を乗せていたのですが、基礎に床下換気口を付けると基礎が弱くなってしまうこともあり通気ができる基礎パッキンを使うことが主流となりました。 

ただ、これは床下の断熱をどこに設置するのかによって異なり、基礎断熱の場合は気密基礎パッキンという通気ができないものを選択し、床下断熱の場合はこの物件のように通気基礎パッキンを使う。  要は基礎も暖かくしておくか、基礎は通気をさせて床下から暖かくするのかの違いです。

設計者やハウスメーカー、建築屋さんによって断熱の仕方が異なります。 同様に外壁や屋根を外断熱にするのか、内断熱にするのか・・・お互いにメリットとデメリットがあるので設計段階で考えが合う会社にお願いすると良いと思います。

まずは、土台を敷く(乗せてボルトで締める)

そして、床下に断熱を入れる。

この物件は断熱等級5の建物なので、玄関廻りや浴室廻りの基礎断熱も基礎工事中に行っており、床下断熱はフクビ化学製のフクフォームを使用しています。

断熱材を隙間なく設置したら、上から24mm厚の針葉樹合板を張り1階の床が出来上がります。

【2.建方、屋根ルーフィング張り】

あらかじめ工場で加工した材料を搬入して組み立てていきます。これを「建方」タテカタと言います。

よく聞く「上棟」「棟上げ」というのは建方を意味する場合もあるのですが、屋根の頂き部分の棟を設置する作業名称。

昔、クレーン車など無い時代に屋根の一番高いところに大きな梁を乗せるのがとても大変だったことと、現在はプレカットで工場で加工してくる材料ですが昔は1本1本、大工さんが2ヶ月ぐらいかけて加工していた(キザミという)ので柱と梁が入らなくて接合できないことも・・・(笑)

コンピューターってすごいですよね。

だから、棟が上がるってのは建物の形ができる集大成に近かったことから上棟式を行ったり、餅なげをしたり、大工や監督とお客様が組み上がった建物の中でお酒を酌み交わしたりしてお祝いをしていました。

今はお客様に手間やお金、気を遣わせないようにという流れで省略していることが多くなってきています。

砕石(砂利)の上には墨を出すことができないことからコンクリートで仮設の床を作ります。

昼ごろには1階部分が完成して2階を組立て始めていきます

夕方には建物の形が出来上がります

【3.構造金物取付→建方・金物チェック】

柱や筋交い、梁などに構造金物を付けていきます。

【4.サッシ搬入、検査】

建方が終わり、金物付けと屋根工事が終わる頃にサッシを搬入します。

また、第三者機関の検査として中間検査や瑕疵保険の検査も実施されます。

あっという間に家らしくなってきました。

10月中頃から木工事に入っていきますので、またレポートします!

名古屋市を中心にリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAは新築同等の性能を提供できる会社です。

この物件は2025年と2030年に断熱性能の基準が変わる予定となっているのですが、2030年の基準の等級5をクリアした建物となっており

夏は涼しく、冬は暖かいランニングコストを抑えることができるお家です。

当社は特に断熱リノベーションが得意で、改修をする工事の範囲次第で断熱等級が「4」~「7」の最高等級まで技術的に対応可能です。

リノベーションと新築を迷った時、難しい方のリノベーションが得意な会社ということもあり、両方のご提案でお客様にとっては選択肢が広がるのではないかと現場レポートをWebに載せていきます。

リノベーション事例

名古屋市内を中心に、愛知県全域で多数のリノベーションの事例があります。
是非ご覧ください。

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