リノベーションで成長に合わせた子ども部屋を実現しよう 施工事例もご紹介

執筆:はちとり(株式会社SOWAKA・スタッフ)

執筆:はちとり(株式会社SOWAKA・スタッフ)

リノベーションを考える中で、LDKの次にみなさん悩まれる部分が「子ども部屋」。というのも、子ども達は成長するに伴って身体の大きさはもちろん、価値観や好み・部屋の使い方が変わってくるからです。

今は小さくて子ども部屋は全くいらないお子さんも、10年後は立派な小中学生。ひとり部屋に憧れている子が、数年後には進学や就職で家を出てしまう可能性もあります。

お子さんの空間を考える際には、日々変化していく家族の形を想像しながら進めていくことが成功への秘訣になります。

子ども部屋を使うタイミングは?

家族それぞれに形や考え方がありますので、子ども部屋をいつからどのように使うかに関しても考えが違ってくるところ。

ただ、統計を見てみると、小学校の入学前後に子ども部屋を準備される方が最も多いようです。

あなたがお子様に『子ども部屋』を与えた時期は?

積水ハウス 住生活研究所『小学生の子どもと暮らしに関する調査(2023年)』

小学生になり、勉強机を購入したり、ランドセルや学用品などの荷物が増えることが大きな理由となっているようですね。確かに子どもの物が多くなっていくと、リビング収納やクローゼットでは手狭になってきてしまうのはうなづけます。

しかし一方で、子ども部屋はあるものの、実際はリビングで宿題をして、寝室で一緒に寝るといったお子さんも多いのではないでしょうか。

近年リビング学習が学習において良い影響を与えるとも言われています。子ども部屋を用意しても、実際にお子さんがひとりで部屋を活用するのは、小学校高学年以降になってくることが多いのかもしれませんね。

子ども部屋の必要性や用意する時期に正解はないため、それぞれのご家庭やお子様に合わせて最適なタイミングを見極めましょう。

子どもの成長に合わせたリノベーション

『今すぐには使わない子ども部屋のスペースが勿体ないな。』そう思う方も多いのではないでしょうか。

そのような場合には、ひとつ大きな部屋を作り、お子さんが小さなうちは自由に広く遊べるフリースペースにしておくのもひとつの選択肢です。お子さんが成長して、個室が欲しい年頃になった際には、カーテンや家具で仕切りを作ったり、思い切って壁を設置するリフォームを想定しておくのも良いですね。

もし住まいの広さが限られている場合には、リビングの一角にお子さん用のスペースを計画しておくのもひとつのアイデアです。

家族とのコミュニケーションも大切に

お子さんがある程度の年齢になって、子ども部屋でひとりで過ごすようになると、どうしても部屋に籠りがちになることが多いです。特に最近はスマホやゲーム、インターネットなど、部屋で過ごすツールが溢れているので尚更。

また、子どもの様子がまったく様子がわからないと親も不安ですし、急な体調不良になった時にも気付いてあげられません。

リノベーションを考える際には、家族の集まるリビングと近い場所に子ども部屋を配置すると、常に気配を感じられて安心です。

間取り的に難しい場合には、必ずリビングを通る動線にすることも、顔を合わせる機会が増えるのでオススメ。

子ども部屋を充実させずに、あえて小さくシンプルにして最小限の空間にすることも、快適なリビングで過ごす時間が増えるひとつの方法かもしれません。

限られたスペースを活用する

近年の住まいでは、部屋数を減らして広々としたLDKにするのが人気の間取りとなっているので、子ども部屋に使う空間が限られてしまうことも多いです。

広いLDKと、独立した子供部屋の両方のニーズを叶える選択肢として、リノベーションの際にロフトベッドを設置するというアイデアもあります。

通常、机とベッド・棚などを平面で設置すると、最低でも5~6帖は必要ですが、ロフトを設置する事で4.5畳程度でもそれほど狭さを感じさせない個室を作りだすことができます。

ぜひこちらの事例も参考にしてみて下さい。

リノベーション事例:ロフトの魅力

愛知県愛西市の中古マンションリノベーション事例

5人家族それぞれのプライベートも大切にしながら、家族全員の理想の住まいを実現したリノベーション。

ロフトをベッド空間として利用し、限られたスペースを有効活用して計画。

ベッド下は収納場所としてたくさんの荷物をおさめることができます。

今は一人部屋は必要ないと考えている小学生のお子様が、10年後どのような希望を持つのか。

将来の家族の形も想像しながら、プライベート空間をうまく作り上げた空間となりました。

収納スペースを1か所にまとめて部屋を広くする

従来は、各部屋にクローゼットや収納スペースを設置する事が一般的でしたが、最近は家族全員分の洋服や季節の雑貨などを一か所にまとめて収納できるファミリークローゼットを設置することも人気になっています。

ファミリークローゼットがある場合は、子ども部屋に無理に大きな収納を作る必要がなくなるので、その分、居住空間を広く取ることが可能になります。

間取りを決める際には、専門家にも相談しながら家全体を見て収納や動線について検討を重ねながら、快適な家づくりが進められると良いですね。

【リノベーション施工事例】シンプルなロフトのある子ども部屋

狭小住宅の空間を最大限利用するために、子ども部屋にシンプルなロフトベッドを造作したリノベーション。ロフト下は、あえてフリーな空間にしておく事で、お子さんが小さいうちはおもちゃを収納するスペースとして利用し、将来は本棚を置いたり洋服を収納する棚を置いたりと、その時々で自由な使い方ができるように設計しました。

壁紙も、成長しても幼さを感じないほど良い色味のブルーをチョイスし、長く使える子供部屋を実現した事例となります。

この物件の完成事例紹介記事はこちら

鉄骨造リノベーション

名古屋市千種区の狭小戸建て住宅
フルリノベーション事例紹介

ご主人のお母様が1階部分で美容室を営まれていた3階建ての建物。 窓などの既設をなるべく残し、今まで暮らしていた雰囲気は生かしながら、1階をエステサロン、2・3階を住居スペースにスケルトンリノベーションしました。

明るく開放感のある空間に生まれ変わった住まいです。

【リノベーション施工事例】秘密基地のような子どもスペース

壁付けの造作テーブルは、並んで遊んだりお絵描きをしたり、少し大きくなったら宿題もできるようなスペースに。上段の棚にも作った作品やお気に入りのおもちゃを並べて、まるで自分達だけの秘密基地のような子ども部屋です。少しレトロな壁紙も良い雰囲気を出していますね。

隣接するスペースには2段ベッドを設置し、寝ている間も仲良く一緒に過ごすことができます。

この物件の完成事例紹介記事はこちら

木造リノベーション

尾張旭市木造戸建て
フルリノベーション事例紹介

「長閑な景色に包まれた理想の環境に暮らしたい」との想いから、築年数の経った木造の平屋建て住まいをリファイニング。

家族の変化に伴い、入居後増築と改修も実施。増築部分のリビングにはモルタル仕上げの床を採用しモダンな空間に。

自分たちらしい住まいを求めて、変化を楽しまれているご家族です。

名古屋でリノベーションをするならSOWAKA

株式会社SOWAKAは、名古屋市を中心に数多くのリノベーションを手掛けてきました。

リノベーションは建物の状況、お客様のご希望、タイミング等によって、ひとつとして同じものはありません。

お客様に降り添いながら、様々な建物の構造にも適切に対応ができるSOWAKAならでは提案力で、リノベーションを通じてお客様の夢を叶えるお手伝いをいたします。

リノベーション事例

名古屋市内を中心に、愛知県全域で多数のリノベーションの事例があります。
是非ご覧ください。

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