春日井市・名古屋近郊|重量鉄骨造リノベーション事例|防火地域の基準をクリアしたスマートな事務所
DATA
- 用途
- 事務所
- 構造
- 重量鉄骨造3階建
- 施工面積
- 202㎡
- 竣工金額
- 約3,300万円
- 施工期間
- 約5か月
事務所の移転に伴い、防火地域に建てられている3階建ての重量鉄骨造をリノベーションしました。 耐火性能を強化する為に間取りを工夫して設計を行ったり、防火仕様のサッシを採用する等、性能を重視しながらの計画。断熱材には一般住宅で多く使われる”セルロースファイバー”を採用し、新築住宅同等の断熱性能を事務所で実現しました。スタッフの方にとっても、快適な環境での仕事はよりはかどりそうですね。ジョリパッドを使ったスマートな外壁が印象的な新しい事務所のご紹介です。
Before/After
防火地域の基準をクリア

事務所の移転にあたり選ばれたのは、防火地域に建つ3階建ての重量鉄骨造の建物でした。
そのため今回のリノベーションでは、ルールを一つひとつ確認しながら計画を進め、安全性はもちろん、事務所としての使いやすさにも配慮した空間へと生まれ変わりました。
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防火地域とは?どんな制約があるの?
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防火地域とは、火災が起きたときに周りへ火が燃え広がるのを防ぐため、建物に特に厳しいルールが設けられているエリアです。
例えば、以下のような制限が付けられる場合があります。
- 窓やドア:防火性能のあるサッシやドアを使用する必要がある場合があります。
- 外壁や屋根:火が燃え移りにくい材料を使うことが求められます。
- 階段や避難経路:建物の規模や用途に応じて、安全に避難できるよう階段の位置やつくりを工夫する必要があります。
- 建物の構造:建物の大きさや用途によっては、耐火建築物などの基準を満たさなければならない場合があります。
スマートで魅力的なジョリパッド外壁


外壁には、アイカ工業の「ジョリパット」を採用しました。
ジョリパットは、職人がコテを使って一面ずつ丁寧に仕上げる塗り壁材です。手仕事ならではのやわらかな風合いや、同じ模様が一つとしてない表情が建物に上質な印象を与えてくれます。
また、デザイン性だけでなく、汚れが付きにくく、色あせしにくい耐久性も魅力のひとつ。年月を重ねても美しい外観を保ちやすいため、毎日お客様や取引先を迎える事務所にも適した仕上げ材です。機能性とデザイン性を兼ね備えた外壁が、建物の印象をよりスマートに引き立てています。
参考:アイカ工業 塗り壁材・外壁材《ジョリパッド》(外部リンク)
外階段を内階段へ。快適な動線にリニューアル
以前は、1階から3階までを外階段で行き来する造りでしたが、毎日の移動や使い勝手を考え、動線を大きく見直しました。
1階の駐車場から階段室へ入る入口には新たに扉を設け、建物の中を通って各階へ移動できるように。あわせて、これまで3階まで続いていた外階段は2階までとし、2階から3階へは新たに内階段を設置しています。
これにより、雨や風を気にすることなく、快適に各階を行き来できるようになりました。
さらに、3階へ出入りする外側のドアが不要になったことで、防火地域のルールに対応しながら、防火ドアにかかるコストダウンも可能に。


毎日の仕事が快適になる、開放感あふれるオフィス

2階の事務所スペースは、白を基調とした明るく開放感のある空間に仕上げました。
大きな窓からたっぷりと自然光が差し込むことで、日中は明るく気持ちの良い執務空間に。毎日長い時間を過ごす事務所だからこそ、働きやすさと心地よさを大切にした空間づくりを行いました。


SOWAKAオリジナルの造作棚


壁一面に設けたSOWAKAオリジナルの造作棚は、この事務所のシンボルとなる存在。
書類やカタログ・サンプルなど用途に合わせた収納としての役割はもちろん、ディスプレイスペースとしても活用できるよう、一つひとつの棚のサイズや配置にもこだわりました。
木目のやさしい表情が白を基調とした空間によく映え、デザイン性と使いやすさを兼ね備えたオフィスに仕上がりましたね。
あえて構造を見せる天井

天井はあえて配管や鉄骨を見せるスケルトン仕上げとすることで、重量鉄骨造ならではの構造を活かしながら、天井高を確保。
圧迫感のない、のびのびとしたオフィス空間を実現しています。
視界が広がることで実際の広さ以上の開放感が生まれ、長時間過ごす事務所でも快適に仕事ができる環境に。無機質になりすぎないよう、木目を取り入れた造作棚や床材を組み合わせ、温かみのある空間に仕上げているのもポイントです。


シンプルで清潔感のある水まわり空間


お手洗いは、シンプルで清潔感のある空間を目指しました。
白いサブウェイタイルを使った明るいデザインと、グレーを基調とした落ち着きのあるデザインを取り入れ、それぞれ違った雰囲気に仕上げています。デザインは異なりますが、事務所全体の雰囲気に合うよう、統一感のある空間づくりを大切にしました。
また、男女それぞれのお手洗いを設けることで、スタッフはもちろん、来客の方にも使いやすい環境を整えています。毎日使う場所だからこそ、いつでも気持ちよく利用できるよう、デザインだけでなく使いやすさにもこだわった水まわり空間となりました。
高級感のある空間を演出

2階の明るく開放的な事務所空間とは雰囲気を変え、3階はグレーやブラックを基調とした、落ち着きのある空間に仕上げました。
社長室とミーティングルームを配置し、大切な打ち合わせや来客対応にもふさわしい、上質な雰囲気を演出しています。
内装は色味を落ち着かせることで、高級感のある印象に。シンプルなデザインの中にも重厚感が感じられ、集中して仕事ができる、居心地の良い空間です。


セルロースファイバーを採用して、事務所にも住まいのような快適さを
今回の事務所の断熱には、住宅リノベーションでも数多く使われている『セルロースファイバー』という断熱材を採用させていただきました。


セルロースファイバーは高い断熱性に加え、防音性や調湿性にも優れているため、一年を通して快適な室内環境を保ちやすくなります。新聞紙などの古紙を原料としているため、地球環境にも住む人の健康にも優しい点が特徴です。
「事務所だから断熱はそこまで必要ない」と考えるのではなく、毎日長い時間を過ごす場所だからこそ、働く人の快適さを大切にしました。そのため、一般住宅と同じように断熱性能にもこだわり、夏の暑さや冬の寒さをやわらげるだけでなく、外からの音も伝わりにくい、仕事に集中しやすい環境を実現しています。
目に見えない部分だからこそ手を抜かず、一年中快適に過ごせる空間づくりを。毎日働くスタッフにとっても、訪れるお客様にとっても心地よく感じられる、住まいのような快適さを備えた事務所へと生まれ変わっています。
『セルロースファイバー』の特徴は?
- 高い断熱効果がある
- 地球や人に優しいエコな素材
- 吸湿性が良く、快適な湿度を保つことができる上、結露やカビ予防もできる
- シロアリやゴキブリなどの害虫予防が可能
- 高い防音性と防火性能があり、安心できる
また、セルロースファイバーはブローイング工法という方法で、細かい断熱材を壁の空洞に大量に詰め込んでいきます。
現在、日本の住居で最も広く使われている『グラスウール』等の板状断熱材と比較すると、圧倒的に隙間を作らず、高密度に施工することができます。
さらには、登録されている断熱専門のプロが施工してくれるので、仕上がりも安心して任せることができる点もポイントが高いです。
株式会社SOWAKAは、この『セルロースファイバー』を標準仕様として提案しており、施工経験も多くありますので、気になる方は一度お問い合わせください。
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