瀬戸市・名古屋近郊|重度障がい者施設リノベーション事例|トレーラーハウスが繋がりを生む介護ケアがしやすい空間
DATA
- 用途
- 重度障がい者施設
- 構造
- 木造平屋建て
- 築年数
- 26年
- 竣工金額
- ---
- 施工期間
- 約4か月
『介護や医療ケアが必要な方と、そのご家族が、安心して笑顔で過ごせる場所をつくりたい。』 そんな想いから始まった、今回の施設リノベーション。 毎日の介護や医療ケアが少しでも行いやすくなるように、天井には介護用リフトを設置。利用される方はもちろん、介助されるご家族やスタッフの負担にも配慮した環境を整えました。 また、施設の中だけでなく、地域とのつながりも大切にできるよう、トレーラーハウスやウッドデッキも新たに設置。天気の良い日には外の空気を感じながら食事をしたり、会話を楽しんだりと、自然と人が集まり、笑顔が生まれる場所になっています。 「介護や医療を行うための施設ではなく、一人ひとりがその人らしく、穏やかな時間を過ごせる場所へ。」そんな想いを大切にしながら、一つひとつ丁寧に形にしていきました。
Before/After
「あつまり」「つながり」「笑いあう」
『身体介護や医療ケアが必要な子どもたちと、そのご家族が安心して過ごせる場所をつくりたい。』そんな想いから始まった、今回の施設リノベーション。
地域に根差した施設として歩んできた10年間。その節目を迎え、「次の物語」を描くため、新しい事業所づくりがスタートしました。
今回大切にしたのは、介護や医療ケアのしやすさだけではありません。利用者さんやご家族、スタッフ、そして地域の方々まで、みんなが自然と集まり、笑顔になれる場所を目指しています。
「あつまり」「つながり」「笑いあう」。
そのコンセプトを大切に、一人ひとりが安心して過ごせるよう、動きやすさや安全性にも細かく気を配りながら設計しました。
介護や医療を支えるためだけの施設ではなく、利用者さんの笑顔と、ご家族の安心が自然と広がっていく居場所へ。そんな願いを込めて、一つひとつ丁寧につくり上げています。
地域にやさしく寄り添う、新しい外観へ

以前はクリニックらしい印象が強く、どこか緊張感を感じる外観でしたが、リノベーション後は白を基調としたやさしいデザインへ一新。ネイビーのアクセントが全体を引き締めながらも、明るく親しみやすい雰囲気になっています。
今回目指したのは、ただ建物をきれいにすることではありません。初めて訪れる方でも、「ここなら安心して入れそう」「ちょっと立ち寄ってみようかな」と自然に感じられる、そんなやさしい表情の施設に。
地域に向かって「どうぞお入りください」とやさしく語りかけるような、人を迎え入れるやさしい雰囲気へと変わりました。
施設の第一印象を決める、明るく開放的なインフォメーションへ

施設に入って最初に目に入るインフォメーションまわりは、大きく生まれ変わりました。
以前はカーブを描いたカウンターがありましたが、今回のリノベーションではすっきりとしたデザインに変更。視界が広がり、明るく開放的な空間になっています。
床も石目調から木目調へ貼り替えました。木のぬくもりが加わることで、施設に入った瞬間からほっと安心できる、やさしい雰囲気を感じられます。
実は、このエントランスでは見た目だけでなく、建物の使いやすさにも大きく手を加えています。


出入口の位置を室内側へ移動させるという大掛かりな工事を行い、さらに廊下側にも新しく出入口を設けました。写真を見比べていただくと、扉の位置が変わっていることや、廊下にある出入口が一つ増えていることがお分かりいただけると思います。
利用される方やご家族、スタッフの皆さんが気持ちよく出入りできるように。毎日何気なく通る場所だからこそ、見た目の美しさだけでなく、使いやすさにもこだわって仕上げています。
天井走行リフト


身体を自由に動かすことが難しい利用者さんが、少しでも安心して毎日を過ごせるように、施設内には天井走行リフトを取り入れました。
天井に設けたレールに沿って移動できるため、ベッドからベッドへの移動はもちろん、お風呂へもリフトに乗ったままスムーズに移動できます。利用者さんの身体への負担を減らすだけでなく、介助をするスタッフの負担も軽くなり、お互いが安心して過ごせる環境につながっています。
実は、このリフトを取り付けるためには、天井を一度取り外し、建物の梁をしっかり補強する大掛かりな工事が必要でした。完成すると見えなくなる部分ですが、安全に長く使っていただくために、とても大切な工程のひとつです。
「移動すること」が負担ではなく、当たり前にできる毎日へ。
利用者さんが少しでも自分らしく過ごせるように。そして、ご家族やスタッフも安心して寄り添えるように。目には見えない部分まで、一つひとつ丁寧に考えています。
人と人とが自然と繋がるトレーラーハウスとウッドデッキ


「あつまり」「つながり」「笑いあう」というコンセプトを形にするため、施設の前にはトレーラーハウスとウッドデッキをつくりました。
トレーラーハウスは、施設とは渡り廊下でつながっているため、行き来もスムーズ。キッチンスペースとして活用しながら、地域の方々が気軽に立ち寄れる交流の場としても利用できるようにしています。
目指したのは、施設の中だけで過ごす場所ではなく、地域に開かれた、みんなの居場所。”誰かがふらっと立ち寄り、会話がはずみ、子どもたちの笑い声が聞こえてくる。”そんな何気ない時間が、この場所から少しずつ広がっていくことを願っています。
トレーラーハウスとウッドデッキは、ただ新しくつくった空間ではありません。人と人をつなぎ、新しい出会いや笑顔が生まれる"きっかけ"となる場所。
これから、この場所でたくさんの思い出が育っていくのが楽しみです。
天候に配慮した、使いやすいポーチ空間へ再設計


施設の顔となる入口まわりも、大きく生まれ変わりました。
これまでのかまぼこ型のポーチから、広がりを感じられるスクエア型のデザインへ。見た目がすっきりとしただけでなく、雨の日でも落ち着いて出入りできる、使いやすい入口になっています。
また、スロープは送迎車との高さまで細かく調整しました。車から降りるときの段差をできるだけ少なくすることで、利用者さんはもちろん、ご家族やスタッフも安心して乗り降りできるよう工夫しています。
入口は、毎日必ず通る場所。だからこそ、ほんの少しの段差や動きやすさが、大きな安心につながります。
何気ない毎日を少しでもやさしく支えられるように、一人ひとりの使いやすさを考えながら、入口まわりを丁寧につくり上げました。
現場レポート
完成写真だけでは伝わらない
家づくりの裏側をお届けします
断熱工事や解体、造作、仕上げなど、普段なかなか見ることのできない リノベーションの現場の様子をレポート形式でご紹介します。
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レポート形式でご紹介します
QUESTION
同じような住まいで気になること
築20年以上の住宅でも、リノベーションする選択肢はありますか?
築20年以上の住宅でも十分あります。雨漏れや建物の状態を確認したうえでリノベーションを検討できます。
こちらの事例は築18年経っているにも関わらず、鉄骨部分やボルト部分などにサビが見られず、とっても綺麗な状態だったことは大きなメリットでした。既存の建物を活かしながら、家族の暮らしに合わせた住まいへリノベーションしています。
トヨタホームの住宅は、築年数によって断熱を見直した方がいいですか?
この事例の住宅にもグラスウールの断熱材がしっかり使われていました。ただ築年数や当時の仕様、住まい方によっては、現在の気候や暮らしに合わせて断熱性能を見直すために、断熱リノベをお勧めすることが多いです。この事例では、より断熱効果を高めるために壁と床を一度取り払い、天井・壁・床のセルロースファイバーを採用した断熱リノベーションを行いました。断熱改修の範囲や方法は建物の状態によって異なるため、事前の計画が大切です。
間取りを大きく変えられない家でも、理想の暮らしは叶えられますか?
はい、構造上すべてを自由に変えられない場合でも、今ある間取りを活かしながら暮らしやすく整えることはできます。この事例では、元の間取りを大きく崩さずに、畳リビングや天井を木貼りにしたりと自分たちらしい住まいに近づけることができます。
名古屋でリノベーションをするならSOWAKA
私たちSOWAKAは、リノベーションを専門に手掛けています。
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木造、軽量鉄骨造、重量鉄骨造の戸建てやマンションのリノベーションを数多く手がけてきた実績のあるSOWAKAならでは提案力で、あなたの夢を叶えるお手伝いをいたします。




