事例紹介|瀬戸市の重度障がい者施設リノベーション《あつまり繋がり笑い合う》

事務所 / 施設リノベーション
瀬戸市の重度心身障がい者施設
リノベーション
介護や医療ケアが必要な人たちと、そのご家族が安心して過ごせる場所をつくりたい。そんな想いから始まった、今回の施設リノベーション。
天井にはリフトを設置し、介護やケアがしやすい環境を。また、地域との交流場となるトレーラーハウスや、晴れた日に食事や会話を楽しめるウッドデッキも整備しました。
ギャラリー
物 件 概 要
「子どもと親の夢を叶える」
身体介護や医療ケアが必要な子どもとその家族が安心して過ごせる居場所を作りたいという要望で始まったこのプロジェクト。
もともと、地域に根差した施設として10周年を迎えたことを機に、「次の物語」に進むためにパワーアップした新事業所を作るというもの。
障がいを持った利用者が施設内を自由に動き回ることができるように「天井走行リフト」が設置されたり、地域交流の拠点となるキッチンスペースでもある「トレーラーハウス」が設置され、晴れた日はウッドデッキのうえで昼食をとりカフェの様な雰囲気を楽しむことができる施設。
「あつまり」「つながり」「笑いあう」をコンセプトに介護やケアができるように細かな動線や安全を意識して設計を行いました。
DATA
用途
障がい者施設
構造
木造平屋建て
築年数
26年
施工期間
約4か月
施工金額
―
天井走行リフト
身体を自由に動かすことが難しい利用者さんが、少しでも安心して過ごせる環境を目指し、「天井走行リフト」を導入しています。
天井に設けたレールによって、ベッド間の移動はもちろん、入浴の際もリフトに乗ったままスムーズに移動できるよう設計し、利用者さんの身体的な負担を軽減するだけでなく、介助を行うスタッフの負担や不安もやわらげる計画となっています。
リフトを設置するために、天井は一度剥がし、梁部分にしっかりと補強を付ける大掛かりな工事を。
移動すること、入浴すること、誰かと同じ空間で過ごすことが少しでも自然に、そして安心して続けられるように考えています。


人と人とが自然と繋がるトレーラーハウス


「地域とのつながり」を大切にする取り組みのひとつとして、トレーラーハウスとウッドデッキを導入しました。
トレーラーハウスと施設の間は渡り廊下で簡易的に繋がっており、簡単に出入りすることができます。
施設の中だけで完結する場所ではなく、地域に開かれ、人が自然と集まり、交流が生まれる場所へ。
誰かがふらっと立ち寄り、言葉を交わし、笑顔が生まれる。
トレーラーハウスとウッドデッキは単なる空間ではなく、人と地域をつなぐ“きっかけ”として計画されています。
これからこの場所でどんな出会いやできごとが生まれるのかが楽しみですね。
天候に配慮した、使いやすいポーチ空間へ再設計


これまでのかまぼこ型のポーチから、より広がりのあるスクエア型のデザインへと形状を変更しました。
見た目をすっきりと整えながら、雨の日でも安心して出入りできるよう、機能性にも配慮した計画となっています。
また、スロープ部分は送迎車との高さのバランスまで細かく検討し、乗り降りの際にできる段差をできる限り少なく調整。
利用者さんはもちろん、付き添うご家族やスタッフにとっても、安心して使いやすい入口空間を目指しました。
毎日の「行ってきます」と「おかえり」を、少しでもやさしく支えられるように——。
そんな想いを込めて、入口まわりの空間を整えています。
Before/After
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リノベーション事例
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