近隣あいさつ と お祓い
リノベーションを始める時、作業の第一歩は解体工事からとなりますが、
ですが、新築と同じように「土地、建物」にご挨拶する【お祓い】から進めることもあります。
弊社では工事日程を決める際に必ずお客様にお話しすることが、
・着手日と完了日、引越予定日
・着手前の近隣挨拶、お祓い
となります。
前後左右、上下左右などの近隣挨拶はもちろんですが、中古住宅を購入されたお客様からお祓いをご依頼されることも多いです。
基本的に近隣挨拶やお祓いといった神事は、そこに住まうお客様が主体となって進めることになります。
もちろん、段取りはSOWAKAが行いますのでご安心を。

SOWAKAがお祓いをお願いするのは「尾張猿田彦神社」。
詳しくは私も知らないのですが、昔からこの地域では、土地や建物に手を入れる際、猿田彦神社にお祓いをお願いすることが多いみたいです。
SOWAKAでは新築だけではなく、リフォームやリノベーションでもお客様の求めがあれば段取りをして進めています。
よく更地にテントが建っていて新築の地鎮祭を行っているのを見かけると思いますが、リノベーションの場合は室内(主にリビング)で行います。
ちなみに私の場合は、お客様が神主さんが行うお祓いを希望されなくても、土地の四隅と水廻りにはお塩で清めさせていただいくようにしています。
このあたりは会社名から推測で誤解されてしまいそうなのですが、私は無宗教者です(笑)
社名のSOWAKAは、仏語の蘇婆訶(そわか)からいただいているのですが、円満に、幸あれという意味があります。
素敵だと思いませんか?
私を含めてスタッフが毎日、絶対に口に出します。
となりのトトロでもサツキとメイが引越したあとにお父さんと裏手の神社(塚森の主)へ挨拶に行っていましたよね。
たしか、そこにトトロが居た記憶があります。

昔から日本には「土地や家を大切にする」という習慣があり、それが今も続いています。
地鎮祭、お祓いもその一つですね。
無事に工事が完成しますように!
この記事の監修者

杉山幸治
杉山幸治(株式会社SOWAKA)
一級建築施工管理技士、監理技術者、第二種電気工事士、石綿含有建材調査者、リノベーションコーディネーター
1977年生まれ、瀬戸市育ち。建築工学科を卒業後、ゼネコンに入社。ビルやマンションの現場監督としてキャリアをスタートし、気がつけば業界歴は27年を超えました。
20代はコンクリートと鉄骨に情熱を注ぎ、現場で学びながら知識と技術を深める日々。30代になると、コンクリートによる社寺建築を木造で接合させる増築など難易度の高い現場も経験し、構造の違いを超えて多様な現場をディレクションできる力を培いました。また、重量鉄骨造の建物は断熱性能がとても低いことに着目し、セルロースファイバー材を吹き込むための工法と工程管理を生み出してSOWAKAで標準仕様化として提案をしています。
現在は、中古住宅のリノベーションを軸に、理想の住まいを実現するための提案と施工を担う責任者として活動しています。
趣味はアウトドア、散歩、硬式テニス