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最後の答えは自分で見つける

2019.05.09 - BLOG

 

尾張旭でリノベーションやリフォームを通じて、

暮らしの提案をさせていただいている杉工建設の巴です。

 

 

4月から1か月以上が経ちました。

どれだけ寝ても毎日眠いのは、過ごしやすい気候のせいか、はたまた5月病でしょうか。。

新元号も決まり、新しい気持ちでのスタートになりますね。

 

この時期、小学1年生の子たちを見かけると、自然と笑顔になります。

大きな大きなランドセルを背負って、不安な気持ちを抱えながらも、

新しい生活にウキウキしているのが溢れ出すその表情が、本当にかわいくて。

自分で家まで帰るのも初めての子ばかり。

キョロキョロ周りを見て、興味を引くものにロックオン。

子どもって視野が狭いなーと思っていましたが、よく見つけたなーと思うことも多く

実は視野がとっても広いのかも!?

これからたくさんのことを学び、教えてもらえることに喜びを感じるその気持ちを

忘れないでほしいなー と、近所のおばちゃんとして見守っています。

こんな色々なことに興味津々の子どもたちに、指導する先生方には、毎年頭が下がります。

 

ということで、指導と視野の話です。

 

最近、我が家で初めて揃えて購入している漫画「あおあし」。

サッカー漫画です。

サッカーを頑張っている息子たちに読ませたいと購入しました。

ですが、サッカーがイマイチわからない私も興味深く読めています。

なぜなら、指導の要素が主軸になっているからです。

選手の育成の部分にスポットを当てるスポーツ漫画、とても新鮮です。

 

漫画の中の監督の言葉に

「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない。」

というセリフがあります。

これがこの監督の考え方の柱であり、教えたい時、最後まで教えない。

伝えたいことを全部言わない。

最後の答えの部分は自分で考えさせる。

教える側も、正解を教えた方が楽に決まっているので、

教えてしまいがちですが、そこは我慢しなくちゃいけない。

これはサッカーだけじゃない、他の事でも一緒ですね。

 

みなさんは、どの立場から、何に当てはめますか?

 

私は母親なので、やはり子育てに当てはめますが、職場や教育の場面でも

あてはまるのではないでしょうか。

どうしても、最後までやって見せる、最後まで教えてしまう、

その方がどちらも楽だから。

考えて自分で答えを出すのって、大変だし時間も相当かかります。

教えてもらう側で考えても、そこまで言うなら答え教えてよ!と

思ってしまうのが普通。

新1年生に指導するのと、大人に、サッカー選手に、

相手によってすべて基本の知識が違うので、

どこまで教えて、どこから考えさせるのかは

変えるべきではありますが、

「答え」という部分を出さないということは共通しています。

 

杉工建設では、この4月に新入社員が2名入社しました。

私もここのスタッフになって数か月。 まだまだ教えてもらう立場です。

結果として「こうしたい」という課題を与えられ、

そこに到達するにはどうしたらいいか?

自分で考えてみる、調べてみる、実行してみる。

それでも困ったときには、聞いてみよう、頼ってみよう。

その使い分けがなかなか難しいですね。

そして、聞かれる立場ではその時にどういうティーチングをするのか。

この時期、どちらの立場も身近で見聞きでき、経験できるのでとても勉強になります。

 

コーチングだけでなく、ティーチングも効果的に使用する。

それを使い分けなきゃいけないのだから、教える側って難しい。

 

ちなみに、漫画「あおあし」の主人公はこのコーチングで、いろいろな事に気づきます。

考えて考えて、これでもかってほど努力を重ねて、また新たに気づく。

指導者の意図することが、自分の中で繋がっていく。

そして指導者も、遠からず近からずといったヒントを与えていく。

悩んでいたら、追加してコーチング。

その中でも、主人公は「視野」について深く追求します。

視野を広く持ち、選択肢をいくつか作っておく。

 

サッカーの中で、首を振れ  という言葉をよく使うのですが、

これは拒否することではなく、

「周りを見ろ」=「視野を広く持て」という意味になります。

視野を広く持つことは、他の多くのスポーツでも言われますが、日常生活でもそう。

前を向いたまま、狭い世界の中での視野だけでなく、首を振って視野を広げる。

すぐに自分のことで精いっぱいになる私も、もう少し首を振らなければ、、と

考えさせられます。

視覚的な視野もそうですが、今まで自分の内面的な「視野」がとても狭かったと感じています。

 

みなさんも、今までの経験や、生活に限られてしまっている視野を、

もう少し広げたいと思いませんか?

夏にオープンを控えている KURASI MARKET。

こちらも、視野、世界を広げる場所になるのではないかと思っています。

オープンをお楽しみに!

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