【名古屋市】丸の内弁護士事務所様|天井を塗装する

今回の現場では、天井の仕上げとして一部、既存のジプトーン天井を塗装する施工を行いました。

ジプトーンは、オフィスや店舗などでよく使われる天井材ですが、貸店舗のリノベーションでは、既存の天井をそのまま使用することが条件になっている場合も少なくありません。

今回は、既存の天井を活かしながら、塗装によって空間の印象を整えていきました。

ジプトーンとは?

ジプトーンとは、石膏ボードを基材とした化粧天井材で、表面に細かな模様や穴があるのが特徴です。

この穴は吸音性を高める役割があり、学校や病院、オフィスなど多くの建物で採用されています。

そのまま仕上げ材として使われることが一般的ですが、リノベーションでは塗装をすることで空間の印象を整えることもできます。

ジプトーン天井は塗装できる?

結論から言うと、ジプトーン天井は塗装することが可能です。

ただし、通常の壁と違い、表面に凹凸や穴があるため、塗装方法には注意が必要です。

厚く塗りすぎてしまうと、吸音用の穴が埋まってしまうことがあるため、塗料の量や施工方法を調整しながら作業を進めます。

そのため、天井塗装では職人さんの経験や施工方法が仕上がりに大きく影響します。

他の場所に影響しないよう養生をしっかりと。

なぜ既存のジプトーンを塗装したのか?

リノベーションでは、必ずしもすべてを作り直す必要はありません。

今回の現場では

既存の天井をそのまま使用することが条件
・工事範囲を抑えたい

という理由から、既存のジプトーン天井を活かし、塗装仕上げとしました。

天井をすべて解体して作り直す場合と比べて、工事の範囲を抑えながら空間の印象を整えることができます。

手前の白色が既存のままの天井、奥のブラウン色が塗装した天井

天井塗装で空間の印象は変わる

壁や床と比べると意識されにくい部分ですが、天井の色や仕上げは空間全体の印象に大きく影響します。

今回の現場では、壁の柔らかい色味に合わせて天井を塗装することで、空間全体に統一感を持たせました。

前回ご紹介したR壁と合わせて、やわらかく包み込むような通路空間になっています。

店舗リノベーションではよくあるご相談

店舗や事務所のリノベーションでは、「既存の天井を活かすことはできますか?」というご相談をいただくことがあります。

建物の状況によって判断は変わりますが、今回のように既存の天井を活かして空間を整える方法も一つの選択肢になります。

SOWAKAでは、建物の状態やデザインのバランスを見ながら、最適な方法をご提案しています。

この記事の監修者

杉山幸治(株式会社SOWAKA)

◆保有資格:一級建築施工管理技士、監理技術者、第二種電気工事士、石綿含有建材調査者、リノベーションコーディネーター

1977年生まれ、瀬戸市育ち。建築工学科を卒業後、ゼネコンに入社。ビルやマンションの現場監督としてキャリアをスタートし、気がつけば業界歴は27年を超えました。

20代はコンクリートと鉄骨に情熱を注ぎ、現場で学びながら知識と技術を深める日々。30代になると、コンクリートによる社寺建築を木造で接合させる増築など難易度の高い現場も経験し、構造の違いを超えて多様な現場をディレクションできる力を培いました。

現在はリノベーションを軸に、理想の住まいを実現するための提案と施工を担う責任者として活動しています。