【名古屋市】丸の内弁護士事務所様|R壁下地工事
壁を立ち上げるための下地工事が続く中、この物件のポイントにもなる、R壁(曲線壁)の下地工事も同時に進みました。
直線では出せない、やわらかさと奥行きを生み出す大切な要素です。
今回は、このR壁に間接照明を組み込む計画のため、壁の下部を床に直接つけず、あえて“浮かせる”納まりとしています。
足元に生まれる余白と、そこから漏れる光。
光と曲線が重なることで、空間にやさしい陰影と立体感が生まれます。
完成後には見えなくなる下地ですが、この段階でどれだけ丁寧にラインを整えられるかが、仕上がりの美しさを左右します。
R壁は、ただ石膏ボードを貼るだけではつくれません。
まずは曲線の角度を精密に計算し、下地を細かく組み、ミリ単位でラインを整えていきます。
曲線はごまかしが効きません。ほんのわずかな歪みでも、仕上げに入ったときに影として現れます。
職人さんが何度も確認しながら、丁寧に形を整えていく工程は、まさに“空間の骨格づくり”。
直線で構成された建物の中に、ひとつ曲線が入るだけで、空間はぐっとやわらかく、やさしい印象になります。







