性能向上リノベ見学会で見えた“今基準”の家づくり
こんにちは。
SOWAKA 代表の坂本です。
先日、「性能向上リノベの会」のイベントとして開催された完成見学会に参加させていただきました。
会場は梅村工務店様の事務所兼モデルルームとして活用されている築60年の木造住宅。
YKK AP様のご案内のもと、実際の空間を体感しながら学べる貴重な機会でした。
同業の工務店様の完成物件を見る機会は、実はとっても貴重なんです。
施工事例だけでは分からない「空気感」や「納まり」そしてお施主様への想いが空間にどう表れているかを体感できるから。
貴重な機会を設けてくださった梅村工務店様ありがとうございました!


現場で感じたこと
築60年の木造住宅を性能向上リノベーションされた建物は、1年以上の期間を経て完成されたそうです。
何より、既存図が無かったため、実測による図面の作成からあらゆる調査をし、丁寧に柱や梁も1本1本実測されたそう。この作業はSOWAKAでも行うのですが、とても大変な作業です。
そして、今回の物件で特に印象的だったのは、“性能”と“住み心地”を両立させる工夫。
建物に入った瞬間「あったかい〜!」と実感できる断熱性能はやはり居心地がいいものです。
光の入り方、基礎や構造の補強、断熱設計の考え方。細部まで丁寧に計画されていました。
SOWAKAとしても、「性能も、デザインも、今基準で。」という想いでリノベーションをご提案しています。
だからこそ、こうした学びはそのまま自社の提案力向上につながります。


“性能向上”という視点
リノベーションというと、どうしても「デザイン」や「間取り変更」に目が向きがち。
しかし今回の見学会では、
・断熱性能
・開口部の設計
・温熱環境の考え方
・補助金活用
など、暮らしの質を底上げする設計思想が中心でした。
性能は、目に見えにくい。でも、暮らしには確実に効いてくる。
その積み重ねが、住まいの価値を本質的に変えていくのだと改めて感じました。

工務店同士のリアルな話
同業者が集まった意見交換会では、
・お施主様への性能提案の伝え方
・コストとのバランス
・施工の難しさ
・補助金の活用実務
かなりリアルな話が飛び交いました。
「既存住宅の確認申請の難しさ」「性能とコストのバランス」「性能をどう“体感価値”として伝えるか」という課題。
数字だけでは伝わらない。でも、体感できれば必ず納得につながる。
これはSOWAKAでも常に向き合っているテーマです。
SOWAKAとして思うこと
SOWAKAは、「性能も、デザインも、今基準で。」を大切にしています。
中古住宅の再設計も、単なる見た目の刷新ではありません。
断熱・耐震・温熱環境を見直し、これからの暮らしに合う家へと再構築する。
今回のイベントを通して、“性能向上リノベは特別なものではなく、これからの標準になる”と強く感じた機会でした。

