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フローリングとクッションフロア

2020.04.15 - BLOG

みなさんこんにちは。

尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。

 

 

リノベーションをする際、

一緒に床を張り替えたりする場合が多いと思います。

そんな時に、どの種類の床材を選ぶと良いのか、

この部屋に適した床材はどれなのか、

迷われる方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんな床材についてのお話です。

 

床材の種類

床材には様々な種類のものがありますが、

弊社では次のような床材をよく使用します。

 

・無垢フローリング

・複合フローリング

・クッションフロア

 

主にこの3種類の床材を張り分けて、部屋の用途に合わせたり、

予算を抑えるような工夫をしています。

 

 

無垢フローリング

無垢フローリングは無垢の木材を使ったフローリングです。

木の種類も様々な物があり、キズの付きにくい硬い木から、

キズは付きやすいけれど肌触りの優しい軟らかい木があります。

伐採する木によって木目がそれぞれ異なるので、

木の表情を楽しむこともできます。

 

ですが、無垢の木を使っているのでお手入れが必要です。

ワックスやオイルをかけたり、

キズが目立つようであれば表面を削って綺麗にしたり。

 

また、年月が経つにつれて木の水分が抜け、

反ってしまったり割れたりしてしまいます。

そのため、床暖房を入れる計画を立てている場合には不向きな材料です。

(床暖房対応のフローリングを使用してください。)

 

弊社では、玄関に繋がる廊下や、

リビング、ダイニング、キッチンに使用することが多いです。

木は水に弱いのでキッチンの使い方によっては使用しない場合もあります。

 

 

複合フローリング

複合フローリングは、無垢の木材と合板を合わせて作られたフローリングです。

肌の触れる表面には無垢の薄い木材が張られていて、

その下の見えない部分で合板が使われています。

 

そのため、見た目は無垢の木と変わらないまま

無垢フローリングよりも価格が低くなり、

反りなどの木の狂いも少なくなります。

また、商品によってはワックスなどのお手入れが不要なものもあるので、

お手入れが手間に感じてしまう方におすすめです。

 

無垢のフローリングを使いたいけれど予算が心配という方も、

一度複合フローリングを検討してみてください。

 

 

 

 上:複合フローリング

 下:無垢フローリング

 

 

クッションフロア

クッションフロアは、ビニール素材で作られたシート状の床材です。

木目柄に限らず、石目調やタイル調のもの、

花柄など様々なデザインの物があります。

ビニール製なので水に強く、

フローリングと比べるとお掃除が楽です。

弊社では、洗面所やトイレなどの水回りで使用します。

 

また、予算を抑えるために、あまり使用しない部屋や、

そこに住む人以外は入ることがない様な部屋(寝室やWICなど)を

クッションフロアで仕上げることもあります。

 

その際にお客様から、

クッションフロアは見た目が安っぽいイメージがある

というお話をよくお伺いします。

確かに、古いアパートなどのクッションフロアは少しチープなイメージがあります。

ですが、最近の印刷技術はとても精密で、

木目柄のクッションフロアでも本物のフローリングの様に見えます。

同じ様な心配をされている方は一度メーカーから

サンプルの取り寄せをしてみてください。

 

 

 木目柄(ヘリンボーン)のクッションフロアの床

 

床材を使い分ける

上記の物以外にも、フロアタイルや長尺シート、絨毯など、

様々な種類の床材があります。

そして、どんな床材にも一長一短があります。

その一長一短はそこに住むお客様それぞれに違う形で影響します。

リノベーションの予算や部屋の用途、

暮らし方に合わせて床材を使い分けていけば、

無理のない暮らしやすい住まいづくりができます。

ぜひ一度、床材の使い分けについて考えてみてください。

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