こんにちは。
名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。
昨年の秋から工事をしていた重量鉄骨造の事務所ビルリノベーション工事が完成して引き渡されました。
外観をシャープな感じに変えてジョリパットで仕上げています。
サッシは防火仕様の複合サッシ（外：アルミ 内：樹脂）でアルゴンガス入りLOW-Eガラスとしていて、防火地域だと網入りガラスとしなければならないのですが、見た目重視で耐熱ガラス仕様として完全クリアな景色が見える事務所としました。
事務所スペースにはFRP格子床のバルコニーがあり、幅広間口となる折戸に電動シャッター、オーニングが設置されており、少しでも良い環境で仕事ができるようにと社長の気持ちが詰まっています。
内部は結構広く、家具やパーテーションで仕切りを作る設計となっており、天井はトーンを落として落ち着きがある雰囲気でありながら壁はオーソドックスな白色の壁紙を採用しました。
また、トイレは３ヶ所ありそれぞれが違う雰囲気で造られています。
今どきは男女別・・・という形は望ましくないのかもしれませんが、男性用トイレには掃除の事も考えてストール便器（小便器）が付いていて、女性用トイレにはオシャレな手洗器に大きなミラーが付いた今どきのスタイルとなっています。
以前の建物は劣化している部分もあったことから、屋上の防水をやり替えて外壁に雨垂れ（黒い線）が出来づらいように屋上部分の笠木を少し幅広に変更して、サッシを極限まで引っ込めて凹凸が少ないように工夫されています。
断熱についても、重量鉄骨造でありながらセルロースファイバー材を屋根と外壁に吹込んで防音効果と断熱効果が期待できる仕様としているので、SOWAKAの住宅リノベーション標準仕様と同じ高断熱となっています。
イニシャルコストは当然に抑えつつも毎月かかるランニングコストをどう抑えるのかは建物の性能でかなり影響してきます。
