こんにちは。
杉工建設の青山です。
きっと、みなさん、初めて聴く名前だと思います。
私はこの四月から、設計のお仕事に関わらせて頂くことになりました。
ブログのオープンデスクレーポートを読んでくださった方はもう気づかれてるかもしれませんが、
夏にオープンデスクというかたちで1ヶ月間、仕事の内容を、軽くですが体験しました。
今思えば、あの体験は本当に、『軽く』だったなという風に感じます。
まだ入社してからあまり日は経っていませんが、毎日とても疲れます。
慣れというのもあるかもしれませんが、学生と社会人との生活の違いの大きさや、毎日新しい事の繰り返しで、変化についていけてない部分も多々あります。
オープンデスクの時と変わらず思うことは、建築に関わるのは楽しいということです。
実際に作業が行われている現場に行ったり、実測をしたり、ショールームへ見学に行ったり。
この少しの期間で沢山のことをしましたが、どれも疲労はあってもとても楽しいものでした。
そして先日、マナー研修へ行ってきましたが、一つ、さすが社会人だなと思ったことがあります。
会場では座席の指定が無く、どの企業の方もバラバラに座っていました。
研修ではグループワークが多く、席の近い4人でグループを作りました。
これは私の経験なので他の方はどうかわかりませんが、学生のときのグループワークでは、
たいてい話し合いを始めるのが遅かったり、まとまらなかったりしました。
恥ずかしがってなかなか話し始めない子や、誰から話し始めるか、
順番の押し付け合いばかりしていてなかなか進まなかったり、無駄話をしたり、
人を好き嫌いで判断して協力しない人たちなどが居ました。
もう何度も顔を合わせているのにです。
ですがマナー研修のグループワークでは、ついさっき初めて会ったばかりの相手のはずなのに、
気さくに、自分の意見を先に立って言ったり、他の人へ話を振ったり、
中には時々冗談を言って場を盛り上げてくれている方もいました。
今まで学生の時に、社会に出たらコミュニケーション能力が大切だと言われてきましたが、その意味がようやくわかりました。
私にはまだまだ経験というものがありません。
高校生活の三年間で建築の勉強をしてきましたが、その知識だけでは仕事を完全にこなすことはできません。
これから先、うまくいくことだらけでははないと思います。
辛いことや悔しいこと、悲しいこともあると思います。
ですがその中で、楽しいことや幸せだと感じる事をたくさん見つけて、いろいろな知識、経験を自分のものへと吸収していきたいです。