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サッシを使い分ける

2020.10.28 - BLOG

サッシを使い分ける

みなさんこんにちは。

尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、

SUGICOの青山です。

 

先回のブログでは

サッシの結露対策についてのお話をしました。

 

 

 

 

今回はサッシの種類について

少しご紹介したいと思います。

 

 

サッシの種類

弊社では、以下の5つの種類のサッシを

主に使用しています。

 

■引違い窓

最近の住宅では少しずつ減りつつありますが、

一番馴染みのあるサッシではないでしょうか。

2枚以上のガラスが交互にレールにはまっていて、

右も左もどちらでも開けることのできる窓です。

弊社では庭やバルコニーなどへ出るための

掃き出しサッシとしてよく使用します。

掃き出しではなく外へ出られない物は

腰窓と呼ばれます。

 

■ルーバー窓

こちらは何枚ものガラスが

ブラインドの様に連なっていて、

ハンドルを回すと

その1枚1枚が回転して

これもまたブラインドの様に開くサッシです。

例えば、洗面室では部屋干しもするというお客様には

こちらのルーバー窓をご提案しています。

引違い窓は窓を開けていると

雨が降ってきたときに

部屋の中へ振り込んでしまいますが、

ルーバー窓はガラスを

室外に向かって下向きの斜めの角度にして

開けることもできるため、

豪雨でない限りは

室内へ雨が降り込みにくいです。

そのため、梅雨時や急な雨の時でも

部屋干しを続けることができます。

 

■FIX窓

このサッシのことを建設業界では

はめごろし窓とも呼びます。

少し物騒ですね。

このサッシは開閉ができないサッシです。

窓枠にはめられたガラスが、

本来の窓の仕事である開閉する

ということができなくなっていることから、

はめごろし窓と呼ばれるようになったようです。

私は学生時代から

はめごろし窓の方の名称で勉強をしていたので、

こちらの方が馴染み深い言葉ですが、

外で使う時には少し躊躇します。

この窓は採風機能がないため、

明かりだけが採れれば十分

というようなときに使用します。

例えば、階段上の手の届かないようなところや吹抜けなど、

場所の問題で開閉することが

できないような場所にも使用します。

引違い窓と違い、

縦に桟が入らないこともこのサッシの利点の一つです。

 

■横辷り窓、縦辷り窓

こちらの窓は1ヵ所を軸にして開くサッシです。

開き方についてのご説明は文章だと

かなり難しいのですが、

外に向かって角度を付けて開きます。

横辷り窓の場合はサッシの上辺を軸に開き、

縦辷り窓の場合は

縦の左右どちらかを軸にして外向きに開きます。

最近の住宅では縦長や横長の

細い窓をよく見かけますか、

それらはこの横辷り窓、縦辷り窓がほとんどです。

見た目がかなりスタイリッシュになるため、

デザイン性はあがりますが、

引違い窓などに比べると採光の機能では弱くなります。

(サイズの大きな辷り窓もあります。)

 

 

用途に合わせてサッシを使い分ける

この様にサッシにはそれぞれの特徴やメリットがあります。

サッシの用途を考えて、

その用途に1番適したサッシを採用されると

より良いお家づくりができるのではないでしょうか。

建築基準法では採光・採風のできるサッシの

必要な数量が決められているので

そちらにも十分注意してください。

 

 

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