みなさんこんにちは。
尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。
日常的に使っているものの中には、実は失敗から生まれたものがあるとご存知でしょうか?
失敗から生まれたもの
ポストイット
失敗から生まれた商品として有名なものは、”ポストイット”です。
強力な接着剤を開発していたところ、なぜか真逆のはがれやすい接着剤が完成してしまい、初めのうちは失敗作とされていました。
しかしある日読書をしている時、本に挟んでいたしおりが何度も落ちるのを見てどうにかならないかと考えた結果、失敗してしまったはがれやすい接着剤をしおりに塗り、今のポストイットが生まれました。
今ではポストイットは無くては困るほど使っている方が多いのではないでしょうか。
電子レンジ
飛行機のレーダーの開発中に、マイクロ波でチョコレートが溶けることを発見し、様々な食材で試してみたところ調理ができることが判明し、何度も研究を重ねて電子レンジが誕生しました。
電子レンジ誕生のきっかけは飛行機のレーダーの開発です。
ポテトチップス
ニューヨークのあるレストランで出されていたフライドポテトを、分厚すぎると何度もシェフに講義をするお客さんがいたようです。
そのためシェフはあえてとても薄いフライドポテトを作りお客さんに提供しました。
するとお客さんは今度は、薄すぎてフォークがさせないと抗議しつつも、その薄いフライドポテトを食べたそうです。
その薄いフライドポテトがとても美味しく、ポテトチップスが誕生するきっかけとなりました。
リノベーションをするきっかけ
物の誕生に何か思わぬきっかけが関係しているように、リノベーションにも、なぜリノベーションをしようと思ったのかきっかけがあると思います。
例えば、普段の家事の最中に、我が家には食料品を保管しておく収納が少ないと感じたり、家族に対して部屋数が足りていない、それぞれの部屋に洗濯物を仕分けるのではなく、どこか一か所にまとめて収納したいなど、様々なところが気にかかると思います。
それは生活をしているからこそわかることであって、初めから想像の中だけで考えることは難しいと思います。
強力な接着剤を作ろうとしたら粘着力の無い接着剤が完成して、そこからポストイットが誕生したのは、誰も想像していなかったのではないでしょうか。
SNSで他の方の住まいづくりをたくさんチェックして参考にすることもできますが、その投稿者の方の暮らし方は、ご自身に合った暮らし方でしょうか?
もしかするとその参考にしていた投稿が、かえって暮らしの中で煩わしいことになってしまうかもしれません。
住まいの作り方はワンパターンではなく、住む人それぞれに合ったつくり方があります。
リノベーションを計画されている方は、リノベーションをするきっかけとなった出来事を思い出す時間をつくることもしてみてください。