こんにちは。杉工建設・広報の横須賀です。
桜が散る季節は終わり、もう梅雨入りしてしまいましたが、どうお過ごしでしょうか。
テレビでドラマを観たり、机に向かって勉強したり、本を読んだりと家で過ごす方が多いのではないでしょうか。その時、皆さんは「照明の色」気にしたことありますか?
理想の部屋を考える際に壁紙や家具のデザインを気にしがちですが、最終的に部屋全体の雰囲気を決めるのは、「照明の色」もその一つです。
「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」などメーカーによって名称は様々ですが、基本的には、5種類あります。
その中でも一般的に販売されているのは「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類なのではないでしょうか。
今回は、その3色の照明の色についてお話しようと思います。
リラックス効果No.1の”電球色”
オレンジっぽく温かみのある光の色です。
リラックスしたい、落ち着いた雰囲気の場所にぴったりで、リビングや寝室などに設置するのが良いとされます。ですが、オフィス・書斎や作業部屋は視認性と集中力が必要なので注意が必要です。
SUGICOのオフィスは「タスクアンビエント照明計画」と言って、全体は電球色でデスク上だけ昼白色にしています。
私の家も食卓場がこの電球色になっています。全体の雰囲気がオレンジ色っぽくなるので、レトロ感を出したい方には撮影時にいいかもしれませんね。
料理がおいしく見える”昼白色”
太陽の明るさに最も近い自然な光の色です。
どんな部屋にも適します。基本的に皆さんが使われている照明の色なのではないでしょうか?
部屋でコーデした服、出かける前にしたお化粧も外に出たらなんか違うと思っても、昼白色は自然な色に近いのでこのような悩みもなくなるかもしれません。
そして、屋内で撮影しないといけない時に照明の色で実際に見ているのと違ってしまうかも・・・。なので、服を選ぶ部屋や化粧部屋、撮影用照明には昼白色を選ぶのがオススメです。
ちなみに私も化粧をして部屋ではいい感じなのに、外に出たら真っ白だったということがありました。照明の色を変えなければですね(笑)
勉強がはかどる”昼光色”
白っぽく青みがった最も明るい色です。
青みがかった光の色は脳を覚醒させる効果があるそうで、集中力を高めるのに最適と言われています。
青=集中力といえば、学生時代、青ペンが集中される色と聞いたことがあってその日から青ペンで勉強するということがありました。やる気はおきました。成績のことは聞かないでください・・・。(汗)
そんな話はさておき、昼光色は集中力が上がるためオフィスや勉強部屋などにいいとされます。
ですが、眠気を覚ます色ともされていて、寝室やリビングは避けた方が良いかもしれません。食欲減退してしまう効果もあり、ダイニングにはオススメできません。
寝室と勉強部屋が一緒の部屋なんだけど・・・。という方多くはないはず。全体の色を変えるのではなく、勉強するスペースにだけ昼光色にしてみましょう。
そうすることで、快適に過ごせる空間になります。デスクライトに取り入れるのをオススメします。
お子さんの勉強部屋には、青ペンと昼光色を用意すれば勉強がはかどるかもしれないですね(笑)
まとめ
照明の色一つづつにも、様々な効果があり、照明の色によって部屋の雰囲気がガラリと変わりますね!
部屋ごとに照明を変えるのは手間がかかると思っている方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方には光色切替機能というものをオススメします。壁スイッチだけで今回紹介した「電球色」「昼白色」「昼光色」の三種類に切り替えができます。
シーンに合わせて照明の色を変えられるのでとても便利です。
他にもLED照明器具は色調を変える機能を備えたものが多く、専用リモコンの操作で簡単に色が変わるそうでこちらもまた便利ですね。
私のオススメは、PanasonicのHH-CF1070Aです。
この時期で家にいることが多いかと思われます。あまり気にしていなかった「照明の色」を快適に過ごせるようにこれを機に見直しをしてみるのはいかがでしょうか?
杉工建設では健康のバロメーターをわかりやすくする為にダイニング・キッチン・トイレは昼白色、魚の鮮度がわかる様にキッチン上部は、昼光色か昼白色、LDKは電球色をメインにする等の意味のある照明計画を提案しています。