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住まいも将来へ備える

2021.05.12 - BLOG

住まいも将来へ備える

みなさんこんにちは。

尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。

 

豊山町で重量鉄骨造3階建ての戸建てリノベーションが始まりました。

こちらのリノベーションは、お客様のお母さまの暮らしを快適に、安全にするためのものです。

もともとは建物の1階が事務所になっていたため、お母さまが暮らすのは2階、3階。

体調を崩されてから階段の上り下りが難しくなってしまったため、1階で安全に過ごせるようにしたいということから、今回のリノベーションがスタートしました。

 

もしもの時に備える

みなさん様々な理由でリノベーションをされていますが、将来の自分の身体について考えたことはありますでしょうか。

年を重ねた時に体が不自由になってしまったときの暮らしや、病気にかかってしまった時の事などを少し考えてみてください。

 

今の暮らしからは想像がつきにくいとは思いますが、住まいづくりでも将来に備えることができます。

 

備えるといっても、リノベーションの段階から手摺をたくさんつけておけば良いのかといえばそういうわけではありません。

 

例えば、玄関框を上がる時、今はすっと上がれると思いますが、いつかその段差が苦痛になる時がくるかもしれません。

だけど今から手摺を付けておくのはしたくないという方には、弊社は壁の中に合板を入れて手摺用の下地を作る案をご提案しています。

 

手摺は後からでも付けられそうなイメージがあるかもしれませんが、壁に付けることができたとしても、下地がプラスターボードの場合はすぐに落ちてしまいます。

特に手摺は、全体重をかけて使用する補助具ですので、下地の強化が必要です。

 

そのため、将来的に手摺が必要になりそうな箇所には予め合板下地を作って下地を強化する施工をしています。

そうすれば、もし手摺が必要になったときに、合板下地を作った箇所に手摺を設置することができます。

 

もちろん、下地を強化するだけですので、手摺が付いていない間は一般的な仕上の壁にしか見えません。

 

他にも、2階建ての家の場合、2階に寝室を作る計画をしていても、1階に一つ予備の部屋を作っておいて、将来的には階段を登らずに1階だけで生活できるようにするという方法もあります。

こちらは床面積が広くないと難しいかもしれませんので、プランの検討が必要です。

 

また、家の中の全ての段差をなくす、少なくするだけでも将来的に安心ですし、普段の生活も段差が少ない方が楽になります。

 

このように、様々な方法で将来への備えをすることができます。

 

将来のことを想像するのはなかなか難しいですし、リノベーションにも予算があります。

小さなことでも良いので将来のことを想像して、なにかできる備えがないか考えてみてください。

 

 

 

 

 

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