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何で暮らしの提案??どんな打ち合わせをしてる?

2023.02.21 - BLOG

何で暮らしの提案??どんな打ち合わせをしてる?

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしているSOWAKAの杉山です。

 

何で「リノベーションを通じて暮らしの提案」?? リノベーション会社のSOWAKA・・・でいいじゃん

(笑)

実は、コレこだわりなんです。

私たちのお客様に対しての目標は単にリノベーションを完成させる!では無いのです。

 

お客様からお問い合わせをいただいて、数回メールのヤリトリをしてお客さまが今日現在でどういう状態なのかを教えてもらっています。その後、お会いして改修する部屋を見ながら要望をお聞きします。

少し戻りますが、「どういう状態か・・・」  これは大事。

 ・中古住宅を買って既に住み始めている

 ・中古住宅を買ったけどリノベ会社が決まらずにまだ住めず

 ・中古住宅の引き渡しがもうすぐある

 ・中古住宅の契約日が決まっている

 ・良い物件を見つけたけどリノベできるのかな??

 ・A物件とB物件で迷っている

 ・結婚したし、そろそろ家探しをしようかな

リノベの入りだけでも十人十色で、その段階でお客様の最善の利益がどんな選択なのか、何を手助けすれば良いか・・・いっぱいパターンはあるのですが数えられる程度ではあります。

このあたりはリノベ担当者の経験値が左右するでしょうね。

 

ただ、この先のパターンは数えられない。

 ・なぜ家を買うのか

 ・家族構成は?年齢は?お仕事は?学校は?何人で暮らす?

 ・家族全員の趣味嗜好、考え方

 ・そもそも、この家を買って良いのか。買う意味があるのか。

 ・10年後を想像して後悔しないか、家族はどうなっているのか

 

 

家ってお金があれば必ず買える。

でも買う物件や間取り、仕様をちゃんと考えないとその先が全く違うものになるんです。

面倒な方は別に考えなくても良いと思います。

SOWAKAは考えたい人の為に家を作っています。

 

2023年はどうなっているのか・・・ それを2013年に考えていれば暮らし方も変わる。

弊社は2013年に日本の建物性能基準が変わることを見越してから断熱リノベーションのランクを少しづつ高めていきました。現在のSOWAKAが提供する断熱リノベーションはセルロースファイバー断熱を標準仕様としており、工事範囲次第にはなるもののサッシを変更する場合は複合サッシ+ガス入りLOW-Eペアガラスとしています。

30年前に設計された建物であっても法律はどんどん変わるので、なるべく新築に近づけた仕様を基本としています。

 

例えば、中古リノベをする時にお子様が10歳だったとすると、当たり前ですが10年後は20歳。

その10年間って結構大事な時期ですよね。

まだ小学4年生だから家族全員で川の字で寝たい!って思っていても2年後には中学生。

お姉ちゃんと弟では部屋を分けなければならない時期があったりするのですが、分かっていても目先の手が届く中古物件を買ってしまいたい、狭いなりにどうにかなる・・・ 色々と葛藤します。

 

私たちの仕事ってインスタ映えするカッコいい建物を作るとか、1mmの狂いもない技術で建てるとか、聞いたこともないような安い金額で建てるとかでは無いんです。

そのお客様が望むものが見た目、ストイックな技術、金額であるならばそれはそれと思って請け負う時もありますが、でもそれは店舗を作る時の考え方ですよね(笑)

 

弊社が得意としているのは「人が住む家」。家族が人間らしく生きていく場所を作るのが得意です。

冬は暖かく、夏は涼しく、防犯性能が高く、防音性能も高く静かで、少し雑に暮らせる場所。

家事がしやすい家、共働きがしやすい家、子どもを育てやすい家、光熱費が安い家、趣味とか自分らしさを継続できる家。

いっぱい話し合って作るのがSOWAKAのリノベです。

余力があれば「映え」るような素敵なデザインにしたいのですが、優先順位はあくまでも「暮らし」が第一位。

 

 

フルリノベーションの場合

対面での打合せが11回~15回(延べ時間27.5H~37.5H) 1回あたり2時間~3時間話し合いをします。

打合せを反映した図面作成に設計担当が延べ150時間~200時間かけて様々な図面を描きます。

リノベの場合とにかく調べることが多いので50時間~80時間位かけて設備や法令などの整合性や確認を営業補佐が内勤で作業しています。

そして、現場が始まってからの現場管理については移動時間を抜いておよそ240時間。事務所で施工図面を描いたり資材発注や作業指示をするのに150時間ほど。

だから、1物件あたり実作業で700時間ほどかけて考えたり、確認したりをしている計算ですね。

お客様とのメール作成、社内打合せや業者打合せ、移動時間をも含めると1000時間くらいは軽く超えるかも(笑)

 

もっとパッとできると思ってた・・・・  なんて言わないでくださいね。

お客様にとって一生に1回あるか無いかの出来事だから時間の許す限り最善を尽くしています。

ただ、私たちと同じくお客様もそれだけの(それ以上かも)時間をリノベーションに費やします。(笑)

 

 

建設会社だから作るのは当たり前ですよね。

トントン、カンカン以外に見えない部分をやっているのがリノベ会社なので担当者の暮らしに対する知識や素行、人生経験と建築知識次第で同じ金額だったとしても全く別のものが出来上がっていく。

 

冒頭の

何で「リノベーションを通じて暮らしの提案」?? っていうのは、お客様一人ひとりに寄り添った建築をすることをベースに設計をしているからリノベ後の暮らしを提案しているって訳なんです。

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