リノベーションを通して、暮らしのご提案をさせていただいているSUGICOの巴です。
「SUGICOは、ひょっとしたらおせっかいなのかな?」
先日、本を読んでいたら、
ふとそう思う瞬間がありました。
それは「おせっかい」と「親切」について書かれた
内容でした。
「おせっかい」と「親切」
同じような言葉のようですが、
印象がまったく違います。
調べてみると、
◎「おせっかい」
かえって迷惑になるような余計な世話をやくこと。また,そのような人やさま。 「 -な人」 「 -をやく」
◎「親切」
人情があついこと。好意を持って人のためにつくすこと。また、そのさま。 ⇔ 不親切 「 -な人」 「 -にする」
「おせっかい」と思うか、「親切」と思うか、
それは聞く人の感じ方だろうと思いませんか?
同じ話をしても、おせっかいと思う人と、
親切と思う人がいる、と。
だから、こちら側の責任ではない、と。
そして、おせっかいと親切の境目は曖昧で、
とても難しい。
でもそれは、話し手の努力次第だと
思わせる内容でした。
その中でも印象的なセリフがありました。
【おせっかいを恐れていては親切はできない】
「おせっかいだと思われたらどうしよう」と考えていては、それ以上のことはできません。
このくらいまでなら、おせっかいとまでは思われないかな?と、境目を探す。
それは相手によって違ったり、状況によって違います。
毎回、境目を探す。なかなか難しいことです。
【「思いやり」に上限はない】
私の体験ですが、少し前の出来事を思い出しました。
以前、子どもの習い事で親への説明会がありました。
「遠征への出発時間を17時に早めることを検討中です、
でも1人でも都合の悪い人がいたら、本来の19時にします」
時間が早まるならその方が助かる、そう思っていたら、
一人だけ手をあげた方がいました。
仕事でその時間の送迎ができないとのこと。
居心地悪そうに手をあげていたのですが、
その時、私の友人が
「私も!!」と堂々と手をあげました。
後々聞いてみると、「一人で手を挙げるのはかわいそうだったから」と。
直接的な思いやりじゃなく、こういう間接的な思いやりのできる人ってすごいな、と感動したのを思い出しました。
SUGICOは、ひょっとしたらおせっかいな会社のかもしれません。
お客様がリノベーションをご希望されても、オススメしないことがあります。
それは、お客様にとって最善ではないから。
もしかしたら、それをおせっかいだと思われることがあるかもしれません。
良くないことは良くないと、
やらない方がいいことはやらない方がいいと、
改善すべきことは改善すべきだと、
できないことはできないと。
正直すぎるかもしれません。
おせっかいを恐れず、おせっかいなことを言います。
SUGICOはそんな会社・・・かもしれません(笑)
なんでも やります、できます、とは言いません。
話を聞きに行くのを、少し不安に思われている方、
まだリノベーション、リフォームするとは決まっていない方、
強く勧められたらどうしようと一歩を踏み出せない方、
ぜひ、ご相談にいらしてください。
過去にも、代表ブログにて、「リノベーションをしないという選択」があります。
よかったらそちらも目を通してみてください!
参考図書「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」