こんにちは。
SUGICOで暮らしの提案をしている、青山です。
過ごしやすい季節になってきました。
急に蚊の活動が活発になった気がします。
蚊に刺されやすい体質なのか、いつも人より多く蚊に刺されるので、
とっても苦痛です(笑)虫よけスプレーを活用して予防します。
私はよくInstagramの検索欄で、海外の、特に欧米の投稿を見ているのですが、
文化の違いにいつも驚きます。
衣食住すべて違いますが、その中でも「住」について紹介したいと思います。
まず、最近は日本でも主流なっていますが、海外では寝るときにベッドを使います。
勉強もベッドの上、何かを食べるのもベッドの上、おもちゃで遊ぶのもベッドの上が基本です。
なので、プライベートルームにはあまり机を置きません。
自分の寝る場所が汚れるということに、抵抗はあまりないのかもしれません。
私の外国人の友人も、部屋にベッドとテレビがあれば狭くてもなんでもいいと言っていました。
シャワールームはあるけれど、浴槽に浸からないというのはよく聞く話だと思います。
日本では、一日の終わりに綺麗にするためにお風呂に入りますが、
海外では出かける前のエチケットとしてシャワーをすることが多いです。
なのであまり時間をかけられないというのと、
疲れを取るためにシャワーをするわけではないということから、
浴槽には浸からないと言われています。
そしてこの海外のお風呂、実は各家庭に二つあるのが基本なんです。
一つは主寝室からしか入ることのできないバスルーム。
もう一つは主に子供室の近くに設けられていて、どちらもトイレが同じ空間にあります。
海外では親子で一緒にお風呂に入るという習慣があまりないそうです。
二つあるのはお風呂だけではありません。
キッチンのシンクも二つあります。
片方のシンクに水を溜めて洗剤を入れ、使った後の食器を漬けます。
そして、洗い終わった食器を隣のシンクに置く、という洗い方が多いからだそうです。
片方のシンクにはディスポーザーも付いています。
キッチンだけでなく、洗面器のシンクも二つあります。
旦那さんが髭を剃っている間に、その隣で奥さんがメイクやヘアセットをするのが基本スタイルです。
玄関扉も二つあります。
一つは勝手口として使われるもので、ほとんどがガレージから入れるようになっています。
家に住む人たちはこの玄関を使います。
もう一つは正面玄関で、こっちの玄関はお客さんしか使いません。
そして玄関扉を開けると、たたきが広がっているわけではなく、リビングに繋がっています。
皆さんもご存知の通り、靴を脱ぐ習慣がないからですね。
玄関扉は日本とは逆開きになっていて、内側に開きます。
これには、「Welcome」という意味が込められていて、
招き入れるように開くようになっています。
海外の家はとにかく大きいというイメージがありますが、実際はそうでもありません。
日本と同じように、価格が安くて広い土地もあれば、栄えている場所は価格が高くて小さい土地です。
たまたま大きな家ばかりが目についているだけで、小さな家も建っているようです。
日本と海外を比較しているので違いが大きく出ていますが、
私たち日本人同士でも同じです。
それぞれに個性があって、それに合った生活スタイルがあります。
そうなれば、住む家の間取りや家具の位置から全てが変わってきます。
その思いを引き出して、形にしていくのが自分の仕事です。
お客様から思いを引き出す力、それを形にしていく力をもっと身につけなければいけないなと思いました。
一度でいいので、海外に住んでみたいです。