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初めて就職した現場での大失敗。そこからのやる気スイッチ

建築設計を目指し進んだ道は…大手ゼネコン会社

 

高校を卒業し、建築工学科を出て名古屋の中堅ゼネコンに就職しました。当時は5月に就職内定をもらってから卒業論文発表以外は建築の事を考えておらず、機械や車に夢中で、趣味に時間を費やす毎日。高校3年生の当時は、建築設計をやりたい!と思っていましたが、初めて務める会社で自分が何をするのかというのを深く考えておらず、入社式で初めて自分の仕事内容を知りました。今時のフリーター気質の若者が自分自身だったのです。

私に与えられた仕事はビルやマンションの現場監督でした。

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入社して5ヶ月の大失敗

 

慣れない現場監督という仕事に奮闘する毎日。そんな私に就職して5ヶ月ほど経ち事件が起きました。

 

当時、見た事も勉強をした事も無いマンションの杭を打つ工程中に、直属の上司が新婚旅行へ行ってしまい工事現場にひとり取り残されてしまいました。まだ工事が始まったばかりで、現場担当が2人しかいなかった為に仕方ない事ではありましたが、とても不安で、生きた心地がしない毎日でした。新婚旅行へ行くことを知ったのは2日前。現場で何が起きているのかすら分からない自分に上司が一言だけかけてくれた言葉が、

『じゃぁ、頼むな。』

甘かった私は、上司だから当然にすべての段取りをして行っているのだろう・・・と。そして、自分もバカンスに行った気分になっていました。

上司がいなくなって初日の朝。朝は7時半から工事現場のゲートを開けて朝礼の段取りをするところまでは昨日までこなしてきた事と同じ。ところが、ラジオ体操も終わり、いつもはここで上司が職人さん達に向けて話をするのだが・・・

今日は自分が話さなくてはいけなかった。何も考えてない。どうしよう。

今日はこの職人さんたちは何をするのだろう。

こうして始まった現場監督一年生のグダグダな現場管理。何も聞いていなかった・・・。

 

でも上司がいない以上ヤルしかない!学生時代から飾ってあっただけの教科書を片っ端から読み、杭工事の職人を捕まえては教えてもらい、一人で朝、昼、夜、真夜中、また朝・・・と調べたり測量したり、職人へ指示をしたり…を繰り返していたら上司が海外から涼しい顔をして帰ってきました。その時はホッとしました。

 

でも、地獄はここから…
通常は2人で測量をして何度も確認をしてから杭を打ち込む位置を決めるのですが、当時の私には全体像も分からないビルの見えない部分の形を、上司が帰ってくるまでに作っておかなければという感覚でいた事と、寝不足と知識不足で、野原を灯光器で明かるくしながら作業し、何十本とある杭の一つ一つが間違えていないかの再確認をしていなかったため、1ヶ所だけ1000ミリちょうど間違えてしまっていました。

計測をする時にはミリ単位を正確にするために、ゼネコンの仕事ではメーター切りといって1000ミリのところに巻尺を合わせて計測をしたりします。つまり、だだっ広い野原の上で建物の形ではなく杭を打ち込む場所の位置出しをしていたので、マーキングをしても何を書いているのか分からない地上絵状態。1000ミリに合わせたと自分で思い込んでいる以上、誰からも指摘される訳でもなく間違えてしまう。発覚は杭工事の後、地下構造物を造る為に掘削作業をしていた時に気付きました。 それは新婚旅行から上司が戻って2週間後の事。その後、工事が終わるまでほとんど口を効いてもらえませんでした。(笑) 

 

社員が何百人といる会社の社長との会話

 

当然ながら会社に報告し大問題となり本社に呼び出され、直属の上司、工事長、工事部長、設計部長が立たされているなかで、雲の上にいる様な存在の社長が奥に座っていました。大問題になっている事は分かっていたので、辞表はもちろん内ポケットに入れ、何をされても仕方が無いと自分に言い聞かせて社長の前に立ちました。「殺されるのかなぁ。皆で怒ってくるのかなぁ。」不安でいっぱい。

社長:「あんたは現場で何しとったんだ」 

私:「こういう作業をしていて、こうこうこうでチェックをするべきところをチェックをしたと思い込み、結果的に確認を怠ってしまいました。」

私は自分が間違えた経緯を細かく包み隠さず、社長に報告しました。すると社長からは予想もしなかった言葉が返ってきたのです。

社長:「人間は間違えるもの。仕事に言い訳はない。失敗した理由が説明できて真剣にやって失敗したもんならワシが出す。ご苦労さん。帰って休め」

立たされている上司を置いて本社を離れ、会社の目の前にある久屋大通り公園のベンチにひとり座って泣きました。

これが仕事なんだ…と。

 

社長との会話が今へとつながる

 

その後、工事が完成するまでプレファブの現場事務所で寝泊まりしました。朝は5時にパイプ椅子を並べて作ったベッドから起き、仮設トイレや休憩所の掃除をして7時頃から工事現場のゲートを開けて歩道や駐車場、ごみ置き場の清掃、8時から朝礼を行い、朝礼が終わってから出社してくるようになった幸せそうな上司にコーヒーを作りました。日中作業が終わるとコンピューターが現場には導入されていない時代だったため、23時頃まで手書きで施工図面を描き、上司が帰宅してから現場の水道で水浴びをするか1時間かけて自宅のお風呂に入りに行く。そして眠くなるまでドラフターの前に座り図面描きをする。そしてまた次の日が始まるという日課でした。ほとんど寝る暇もなく、がむしゃらに働きました。1000万円越えの損害を出し無事に完成。

それから5年が過ぎて会社は民事再生となり、仲間は散っていきました。ゼネコンを退職した私は地元の工務店や建設会社に籍を置き、今までの鉄筋コンクリート造から鉄骨造や木造へと扱う構造が変わり、住宅の改修もこの頃に学ばせていただきました。ヤル気スイッチというのはたった10秒足らずの言葉でしたが、「仕事に対して努力を怠らない、確認を怠らない、言い訳など問題外」と他界してしまった当時の社長から教わった事を仕事姿勢として頑張っています。

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