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買いだめと備蓄

2016.04.21 - BLOG

こんにちは。

名古屋、尾張旭でリフォーム、リノベーションを提案している杉工建設の坂本です。

 

「平成28年熊本地震」が起きて1週間が経ちました。

私は熊本出身で、家族やたくさんの友人が地元、熊本で暮らしています。

 

1週間前、自宅の地震速報器がいきなり大きな音で鳴り始め、その速報から「熊本」と聞こえたときには、すぐ連絡を取ろうと手にした携帯を持つ手が震えていました。

熊本で震度7というニュースが流れてきたときには、もう頭が真っ白になったのを覚えています。

 

私の実家は住まいも無事でしたが、多くの友人は今も避難生活を余儀なくされています。

まだまだ余震が続いていて生きた心地がしないと言っていました。

 

とても自然がきれいで素敵な故郷の変わり果てた姿がニュースで流れる度に、心が痛くなる毎日。

 

遠く離れた私たちに何が出来るのか。

私に出来ることを続けて地元の役に立ち続けたいと思っています。

 

 

震災が起きる度に問題となる物資の不足。

今、熊本では物資の不足がとても問題になっていると聞きました。

私の実家の辺りは被害が少ない地域だったにも関わらず、スーパーには何も売っていないと言っていて、大変な状況です。

 

震災の時だけではなく、消費税率が引き上げられる時にも深刻化する商品の不足。

 

2014年4月に消費税率が5%から8%に引き上げられ、さまざまな商品で、駆け込み需要とその後の反動の影響が見られたそうです。

 

 

総務省統計局がまとめた、消費増税前後のトイレットペーパーの「日別支出金額」

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増税直前に支出金額が増加し、翌4月に急激に下がり、家庭で買いだめされた様子が解りやすく数字に表れています。

 

今回は増税の影響だったそうですが、トイレットペーパーの製造の4割は静岡県に集中しており、仮に東海地震等が起これば、全国で供給量不足になる可能性もあると懸念されています。

 

経済産業省は、日頃から「1カ月分程度の備蓄」を呼びかけているそうですが、今年予定されている消費税率10%は今後どうなるのでしょうか。

もし本当に上がるとなれば、また買いだめが多くなると思われます。

 

いつ地震が起きてもおかしくないと言われている東海地区。

震災に備えて備蓄もしないと、自分の身も守れません。

買いだめも自分らでひとり占めと考えず、皆の分まで買ってあげるという風にとらえるとあながち間違ってはいません。

震災が起こると家族だけではなく、みんなの協力が必要です。

 

買いだめと備蓄。

色々な問題がありますが、備蓄は定期的に見直し確実に備えて欲しいと思います。

 

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