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自分で間取り図を書くには?

2021.03.17 - BLOG

自分で間取り図を書くには?

みなさんこんにちは。

尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。

 

リノベーションを計画するうえでご家族と話し合いをする際、間取り図を書いて家族会議を行う方も多いのではないでしょうか。

 

間取り図を書いて計画するメリットとデメリット

お客様自身で間取り図を書いて、工務店などの営業担当へ伝えることはメリットばかりですが反対に少しのデメリットも伴います。

 

まず一番のメリットとしては、伝わりやすいということです。

 

言葉だけで自分の想いを伝えるのは、リノベーションに限らずどんな場面でも難しいですよね。

 

考えていることを実際に紙に書いて提示することで、お客様のご要望をより詳しく具体的に伝えることができます。

 

言葉でご要望を聞くことに合わせて、視覚からの情報も得られます。

 

デメリットは、伝え方次第ではその間取りでしか話が進まないということです。

 

例えば、自分が理想とする間取り図を書いて、「どうしてもこれが良い、この間取りでないといけない」という強い伝え方をしてしまうと、その間取り一択でのお話合いになってしまいます。

 

私たちがするのはお客様の住まいづくりのお手伝いですので、お客様がこれが絶対だと言ったことに対して、それがお客様にとって最善のプランなんだと捉えます。

 

お客様が思う間取りにすることはもちろん大切なことですが、時には、他の計画にするともっと使いやすくなるようなポイントや、もう少ししっかりと考え直した方が良いポイントも出てきます。

 

その様なポイントが出てきたとき、弊社ではしっかりお伝えしていますが、場合によっては伝えない方も、もしかするといらっしゃるかもしれません。

 

そうなった場合、実際に住み始めたときに、不便に感じてしまうところが出てきてしまいます。

 

間取りを作成して伝えることは家づくりにとって良いことですので、その方法を否定するわけではありませんが、伝える際には、

 

「こう考えているけどどうかなあ?」

 

くらいの方が、たくさんの意見や考えを取り入れられてより良い住まいづくりができるのではないかと思います。

 

 

話し合いを重ねることはとても大切です。

 

 

間取り図の書き方

実際に間取り図を書き始めるには様々な情報が必要です。

 

まずリノベーションをする物件の既設図面が必要です。

 

細かく寸法が記載されている図面なら問題ありませんが、あまり寸法が記載されていない図面の場合は、拡大コピーや縮小コピーをせずに等倍のままでコピーするのが良いです。

 

 

平面図を書く際には、適当なサイズで書いているのではなく、実際に立つ建物の大きさを100分の1のサイズや50分の1のサイズに縮小して書いています。

 

そのため、寸法が記載されていなくてもその図面が等倍コピーされているものであれば、定規で計測すれば寸法がわかる可能性があります。

(例えば、100分の1で書かれた等倍コピーの図面を定規で測って2㎝と数字が出たとき、実際の寸法は2㎝の100倍の2m(200㎝)だということがわかります。)

 

拡大・縮小コピーをしてしまうとそのスケールが狂ってしまうので正確に間取り図を書きたいという方は注意が必要です。

 

これを利用すると、置きたい家具なども実際の寸法のまま間取り図に記載することができるので、より現実に近い間取り図を作成できます。

 

建物や部屋の大きさに対して、どうしても全部置きたいという気持ちから、家具を実際のサイズよりも小さく書いてしまうと、工務店で正しいサイズで家具を記載した際に家具が入りきらなくなってしまいます。

 

ですので、家具の設置の計画までされる方は、家具の寸法を実際に測ったりインターネットで調べたりして、その寸法を100分の1サイズ、もしくは50分の1サイズに換算して記載するのが良いです。

 

100分の1で書くのか、50分の1で書くのかは、物件の平面図のどこかに記載されている場合が多いですので、そちらを確認してみてください。

 

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