名古屋市、尾張旭市周辺で、リノベーションを通して暮らしの提案をしている、
SUGICO
杉工建設の松本です。
12月に入り、寒さも冬を感じる気温になってきました。
今年は例年並みだというニュースを少し前に見たと思ったら、
”冬型は続かず平年よりも高い”
と、週間天気について予報が出ていました。
何にせよ結局のところ冬は寒い物ではあるので、
温暖化は怖いですが、室内では暖かく過ごしたいものです。
温度
家に帰ってきた時、
誰かがいる場合はすでに暖房が入れられていますが、
人がいない場合は自分で暖房をいれないといけないので、
暖かくなるまでは一息つく心地にはなれません。
”寒い”と感じるから暖房を入れるわけですが、
その判断はどのように行っているでしょうか。
適切な数字
暖房を入れはじめる温度は人によって異なり、
20℃を切ったらつける人や10℃までつけない人もいます。
こちらの温度湿度計では、理想的な温度は15〜28℃となっています。
アナログのこちらは、温度と湿度の快適ゾーンがひと目見てわかるのはいいですが、
針の先が四角いため、指し示す先の数字が分かりにくいところは惜しいなと思いました。
ですが、
温度計でどんなに暖かいと思われる数値が出ていても、
寒いと感じれば暖房を入れると思います。
温度計に出ている数字よりも、「体感温度で判断している。」と感じるので、
10℃前半なのか、後半なのか。
20℃いっているのか、いっていないのか。
氷点下いったのか、そうでないのか。
30℃以上あるのか。
など、
一定のラインを超えているのか、そうではないかの、
体感温度の”見える化”として数字が見れればいいのでは?
ある程度気温がわかれば、細かい数値まで詳細に知る必要はないのかなとも思います。
どこまで詳細をしる必要があるのか?
例えば、
気温が正直0.1℃変わったからといって、体感には差はないように感じます。
「体温」の0.1℃の違いは大きく影響をしてきますが、
平均の平熱を基準で考えた時に、”高い”と考えられる温度になるかならないかの時くらいで、
通常の生活を送るうえでは「0.1℃」の差は小さいのではないでしょうか。
今は情報も多く、ちょっと調べれば簡単に情報を手に入れることができ、
数値なども様々な技術が使われていて、とても細かく知ることができてしまいます。
手に入れた情報は、知識欲を満たしてくれ、
情報のストックとしていつか活かせる日もくるかもしれませんが、
0.1の差で左右されるような内容でないのであれば、
そこまでシビアになる必要はないなと思ってしまいました。
知った詳細をどう扱うのか
今の世の中は、専門家だけが知っていればいいような情報も、手に入れることができてしまいます。
知ることはとても楽しいです。
知った情報を活かし使いこなすことができれば、得た意味もあったと思いますが、
情報にも”オーバースペック”という概念は当てはまるのではないでしょうか。
全ての物事に対して、全部が全部詳細を知る必要性はないのだなと感じました。
仕事は別として、
日常生活で必要な気温の差は1℃単位で十分。
21℃と22℃もすこし体感は変わるけど、
運動後の26℃と、動いていない時の26℃では体感は全く違って感じるので、
シチュエーションの影響の方が圧倒的に大きいと思います。
話は元に戻りますが、
日常生活を送るなかでは小さな数字の差は影響しないことがほとんどです。
色々と生きづらい現代社会だからこそ、
”大体”で問題のない数字の場合は、
気楽に大体で済ませても良いのではないかなと思いました。