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現場レポート

2018.06.04 - BLOG

現場レポート

こんにちは。SUGICOの青山です。

 

 

前回、ある物件のレポートをしましたが、読んで頂けたでしょうか?

今回は、その続きのレポートをしたいと思います。

 

 

あの後も現場は毎日動いていて、改修が進んでいます

 

 

まず、大きく変わった部分としては、床です。

既存の床を剥がし、根太を組み直して新しい床を張りました。

 

 

 

 

床を張替えただけで、印象がずいぶん変わりました。

 

 

この写真の壁の部分、新しく壁が張られている部分と、張られていない部分があります。

これはただ単に作業が途中で止まっているわけではありません。

他の箇所に張る壁とは違う種類の壁が張られています。

 

 

この壁は耐力壁と呼ばれる物です。

名前の通り、力に耐える壁です。反対の意味を持つ壁として、

何の力にも関係のない仕切りの為の、間仕切壁というものもあります。

 

 

建物には色々な力が加わります。

固定荷重と呼ばれる建物の自重や、積載荷重と呼ばれる、人や家具などの荷重。

それから、自然に関わる荷重として、地震荷重や積雪荷重、風荷重などがあります。

 

建物はこれら全ての荷重に耐えなければいけません。

その方法の一つが計画的に耐力壁を入れるということです。

 

耐力壁の主な作り方としては、柱と柱の間に筋かいを入れる方法と、

先ほどの写真のように構造用合板を張る方法があります。

 

 

 

そして他にも建物の補強は進んでいて、柱が足りない部分に、新しい柱を入れました。

梁と梁の継ぎ目部分には、金物を当てて補強するなど、不具合箇所を適切に直しています。

 

 

補強をしっかりと進めていくことは、これから建物を使っていくうえでとても大切なことです。

長く大切に建物を保つということに繋がっていくと思います。

 

 

 

 

次回もまた現場レポートをしたいと思います。

 

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