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季節のうつろいから感じる暮らしについて

2019.11.26 - BLOG

 

名古屋市、尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案を行う杉工建設の松本です。

 

ふと考えたこと

生活の中で「暮らしている」という意識はどれだけしているのだろうか?

 

朝起きて仕事に行き家に帰って、休日は外に出たり出なかったりして日々を過ごしている。

 

何気なく使っている「暮らし」の意味は、暮らすこと、一日一日を過ごしていくこと、日々の生活のこと。

でも「暮らし」と聞くとただ生活をするだけ以上に何か豊かなライフスタイルまでも想起させる。

忙殺されるような生活のことを忙殺される暮らしとはあまり言わないし、慌ただしく過ごしている、忙しい生活という言い方をする。

 

うつろい

暮らすということはただ日々を過ごすだけ以上に、朝の気温の変化で秋から冬への季節の変化を感じたり、外に出たときに息が白かったり、

日々の変化を感じ、楽しむ心が含まれているように思う。

最近は気温差が大きく、小春日和の日もあれば指先が冷えるくらい寒い日もあったり体調管理が難しい。

もう冬だ、と感じ手袋を準備した次の日は上着すら不要ないい天気でまだ秋のよう。

寒いのは嫌だし雪が降って交通機関が止まるのも困るので、できれば冬になるのは待ってほしい。

 

でも先日旭駅の近くで飛んでいる雪虫を見かけた。

小さいころは雪虫を見て、もうすぐ雪が降るんだとテンションが上がったことを思い出した。

夏にはいないレアな生き物を見たことで昔の記憶と合わせて冬の気配に少しわくわくした。

もうそこまで寒い冬がきている。

 

 

冬は冬のにおいがする。

冬のにおいとコーヒーの香りは夏とはまた違った相性の良さがある。

焙煎したてのコーヒー豆を買ってきてお湯を注ぐ音、膨らむ粉、広がる香ばしさ。

外を眺めたら木々が紅葉していることに気が付いて、入れたてのコーヒーを飲む。

そんな時間は心が豊かになる。

できれば暖かくゆったりした空間で音楽を流しながら大きな窓から外を眺めるような空間が理想。

 

今は年中問わず夏野菜も冬に買うことができるが、昔はどんな野菜が売られているかでも季節を感じただろう。

暮らすことの中には1年間を通した季節の変化、年齢、物事の節目など日本の風土の中でどんな生活をしてきたのか、

そのライフスタイルが含まれているように感じられる。

現代社会では昔ながらの日本的な暮らしだけではないライフスタイルも多くなっていて、

そんな現代だからこそ、どう暮らすのか?を自分で意識しないと日々はただ過ぎていってしまう。

昔の生活を前提とした家で今の暮らしをしようとすると、どうしても合わないところが出てきてしまう。

そんな時に「今」に合った形の住まいにするためにリノベーションという1つの選択がある。

 

 

どんな時間を大切にしたいのだろうか、それがどう生きていくのかにつながっていく。

 

家は生活するための空間であるけど、その空間でどう過ごすのか?

家は日々の生活を支える空間なので、その家または部屋によって生活のスタイルは変わってくるだろう。

その「暮らし」を生むのが「家」なのだろうか。

 

リノベーションによって今よりも生活しやすいように、心が豊かに過ごせるように、

そんな「暮らし」のために日々どう生きていきたいのかを一緒に考えていきます。

 

 

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