みなさんこんにちは。
尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。
みなさんのご自宅には固定電話は引かれていますか?
少し前までは、固定電話を持っている方の方が多く見られましたが、ここ最近では固定電話は引かずに、すべてスマートフォンで対応されている方も増えてきています。
固定電話からスマートフォンへの対応に進化したことによって、実は住まいづくりも少し変化したのです。
固定電話のある住まい
固定電話を使用できるようにするためには、配線が必要ですよね。
電話の種類によって方法は様々ですが、外から電話用の線を引き込んで宅内に口元を作って電話機と繋げる方法や、外からのインターネット配線を利用して電話機と繋げる方法などがあります。
住まい作りの中で、固定電話を使用する予定があるかどうか、いつもお客様にお伺いをしています。
それは、どの位置に電話用の配線を出しておくか計画をするためです。
さらには、その電話は据え置きの家具の上に置いておくのか、それとも棚やカウンターなどを造作してそこに置いておくのかということまでお伺いしています。
電話の線の位置だけ決めても、置く場所が無く床置きになってしまうと不便すぎますよね。
造作をご希望のお客様には、電話線の位置から造作する家具の仕様までを決めていただいてから配線の工事を行います。
電気の配線も同じですが、配線は壁や天井の中を通っていますので、後から簡単に変更できるものではありません。
そのため、予め細かく打ち合わせをしています。
この様に、固定電話を使用されるお客様とは、電話を置く位置、どのような物の上に置く予定なのかということまでお話合いをしています。
固定電話の無い住まい
反対に、固定電話の無い住まいではどうでしょうか。
固定電話の位置についてお話合いをする必要はありませんよね。
ですが、固定電話とはまた違ったご要望をお聞きしたことがあります。
それは、スマートフォンやタブレットを充電するスペースが欲しいというご要望です。
私は夜間の寝ている間に充電することが多いのであまり考えたことがなかったのですが、確かにスマートフォンを充電する場所が決めれらていると便利ですよね。
コンセントの多くは床に近い高さで設置されているので、そこで充電するとなると床にスマートフォンを置きっぱなしになってしまいます。
カウンターがある場合はカウンターの上、デスクがある場合はデスクの上にコンセントがあった方が、充電はしやすいですよね。
スマートフォンだけでなく、タブレットの充電箇所や、アレクサなどの充電箇所も必要な方がいらっしゃるかもしれません。
実際に、弊社のお客様はリビングにニッチを設けて、そこにコンセントを設置し、スマートフォンの充電場所としました。
変化し続ける住まい
固定電話が主流でスマートフォンがまだ普及してなかった頃、小さな機械に話しかけるだけで音楽が流れたり照明が消えたり、天気予報を教えてくれるなんて、あまり想像していなかったですよね。
今では電気で動く便利な商品が増え、さらにはそれらが生活には欠かせない物になってきています。
先日の豪雨で事務所近くに雷が落ちて停電してしまい、パソコンもエアコンも使えず、もちろん照明も点かなくなりました。
桜ケ丘町一体で停電していたようで、約1時間停電が続き、電気が無いと何もできないんだなと改めて感じました。
様々な電気を使う商品を活用していくには、それに見合ったコンセント計画が必要です。
実際に住んでみないとなかなか想像がつきにくいですが、コンセントがどの位置にどれくらい必要なのか、高さはどうか、工事が始まる前にじっくり検討してみてください。