もらってくれる人、募集中! (笑)
こんにちは。名古屋市や尾張旭市でリノベーションの提案をしている杉工建設 杉山です。
創業以来、マイナーチェンジをしながらも使っていた名刺をガラッと変えました。
実はこの名刺、2パターンで作っているのですが作り変えるゾって決めてから5ヶ月もかかっているんです。
私の決断力が無いのかと思われてしまうと嫌なので、理由をお話しすると新人教育の一貫でイラストレーターというソフトウェアを覚えるために指示をしたものです。
新入社員がソフトウェアを駆使して作成できる様になっても、実戦で使用できなくては意味が無いので「じゃあ、僕の名刺を作って!」というノリです。
色々な作業をしている合間に作ってはボツの繰り返しをしながら、やっと合格した作品。
センスやデザインも必要となりますがそれだけではなく、まずは名刺って初対面の方に渡す物なんだよ!から始まって、これは渡された相手が怒るでしょ!僕の名前って何処に書いてあるの?みたいな繰り返し。
でも、仕方ないんです。名刺を持った事がないのですから。
今は厳しい事もよく言っていますが、言いながら私も初心を思い出しますし、こう考えた時にお客様にはどう伝わるんだろ・・・
などと再確認しています。
社長の名刺をソフトウェアの練習で作らされるのは新人にとって嫌だと思うのですが、期限のあるクライアントからの依頼へはクオリティーの低いものとなってしまうので使えない。
たった9センチ×5.5センチ、100文字以内の定型文。
私が描いたら2時間で終わる。
そう 会社的には無駄ですが、あえて彼女に負荷をかけている。
クライアントの依頼や要望に対して単純なものは出さない、作らない。
それは弊社のスタッフだけでなく、職人も同じ。
だからこそ、基本の形づくりに時間をかける。
現場の見えなくなる下地部分に時間をかけてるのと同じです。