名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている杉工建設 杉山です。
昨年の夏ごろから年末年始の休暇４日間を除くとずっと休暇を取得できていなかったのですが、友人と２年ぶりに旅行へ行きました。
土曜日の午後に出て日曜日の夜に帰宅したので仕事にはほぼ影響が無かったものの完全にオフの状態は久しぶりだったので楽しかったです。
メンバーはほとんどが４０代後半の先輩たち。一人年下がいたのですが、実は仕事で付き合いのある会社の役員たち(笑)
先輩達は電車に乗るとすぐに瞼が重くなる。
５時間ほど電車に揺られていたのですが、私にはKURASI MARKETで英会話を教えているクリスティーナ先生から宿題が出ていたので、イヤホンをしながら「Please let me know if you need anything」などとボソボソ独り言。
大丈夫！ 私の英語はネイティブスピーカーの外人にも理解できず、英語がわからないオジサン達にも理解できない呪文のようなことを口にしているから恥ずかしくない(笑)
５時間かかって勉強しても、大して頭に入っていない悲しい現実・・
真っ暗になってから到着したのは金沢。
すぐに金沢駅の隣にあるビジネスホテルにチェックイン。
１５分後にロビーで待ち合わせをする約束をして部屋に入ると・・荷物を置く場所も無いほど狭いシングルルーム。
みんなお酒を飲んで寝るだけのつもりだから幹事も気が利く。
私は外でお酒を飲まないから部屋は綺麗で広い方が好き。
いつも出張に出かけると自分で予約するか、弊社事務員さんが予約してくれた部屋に戻ってからPCを開けてカタカタと仕事をする。 結構、集中できるから好きな時間でもある。
そんな私の泊まり方と酒呑みの泊まり方は異なる。
話は戻って金沢。 自分用に割り振られた部屋は先輩と先輩と先輩に両サイド、廊下の向かえ、はす向かいに囲まれた立地が最高な部屋。 これは酔い潰れた時に部屋までちゃんと送ってこいというメッセージだと認識した。
１５分後にロビー集合だったはずだが、部屋に入って１分と経過していないのに携帯が鳴る。
やっぱりね～
下っ端は忙しいのです(笑)
でも本当に大好きな先輩たち。弊社の下請けをしていても遠慮なしに使ってくれる(笑)(笑)
会社を設立して１２年。
これって私にとってとても貴重な事なのです。
会社の従業員は少なからず私に遠慮しているだろうし、嫌なことがあっても言わないと思う。
人として「気づき」を失ってしまえば終わりだと感じる。
お酒の席は得意ではないけど、そんな時ぐらいグラスのお酒が減れば先輩に手酌はさせたくない！！
っていう気持ちはある。
実は焼酎とか呑まない私は水割りを作れない役立たずなので、「そんなの呑む人が自分でやれば」と生意気を言ってしまう。
さっきの手酌はさせない！！ って気持ちとは逆の言葉を先輩に投げかけている。
でも、みんなそれを知ってて誘ってくれてるから嬉しい。 ちゃんと「気づき」はあるんです！
結局、一軒目の小料理屋さんで食事をして、２軒目の居酒屋さんで食事をして、３軒目のラーメン屋さんで食事をして、気付けば５時間経過。名古屋から金沢まで行ける時間を食べて過ごした。
４軒目のお茶漬け屋さんは夜中なのに混んでて入れずホテルに帰って寝ました。食べて、食べて、食べて・・
幸せ。
朝、お酒の入っていない私は大浴場へ行ったり、散策をしたりで皆が起きるまでの有意義な時間を過ごす。
テレビを観る習慣が普段から無いのと、部屋が狭いので、とりあえず出たい！
そして、朝食をとってからやっと観光。
市場へ行きカニやウニを見ながら（高くて買えない）そのまま歩いて金沢城跡、兼六園へ。
とりあえずオジサマ達は興味が無いらしく散歩をしながら喋っているだけ。
お昼の時間になり、やっとオジサマ達お目当ての昼食タイム！
まぁ・・呑みたいだけだけど。 私は「金沢２１世紀美術館」へ行きたかった・・
先輩の一人がどうしても行きたいっていうお店へ・・・ えっ 回転寿司？？
まさかの展開。
しかしこれが、結構美味しかったんです。 回転寿司だから「スシロー」を想定していたワタシ。
やっぱり金沢の料理はひとつひとつ贅沢な気分にさせてくれます。
この回転寿司屋さんは金沢駅のロータリー横にあったので、お店を出たらすぐに電車に揺られて、十分に睡眠をとって名古屋へ戻ってきました。 合計四軒で食事をしに来ただけの旅行ですが食事代は１万５千円だったかな。
あれだけ呑んで割り勘でこの金額だったのは奇跡ですが、私はウーロン茶とオレンジジュースだったからちょっと高いかな・・・(笑) でも、無駄な時間を過ごすって楽しいですね。
私はお客さまによく言います。
「家にそんなにお金をかけるよりも、日々の暮らしを楽しんだ方が幸せ」って。
家にはお金がかかります。ローン地獄で働いて働いてってより、無理をしないローン返済計画を立てて、豪華過ぎない背伸びをし過ぎないシンプルな暮らしを目指したり、修繕計画をちゃんと立てて急な出費を少なくすることで、家族で旅行へ行ったり美味しいものを食べに行ったりする方が幸せだと。
だから杉工建設はプランの提案だけをしているのではなく、その先の「暮らしの提案」をしているってブログに書いているのです。
