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ライティングレールの汎用性の高さ

2020.11.21 - BLOG

愛知県名古屋市、尾張旭市周辺で、リノベーションを通して暮らしの提案をしている、

sugico、杉工建設の松本です。

 

 

部屋の上部には何がある?


 

 

室内にいる時、ふと天井を見上げると何が目に入るでしょうか。

 

寝室、リビング、ダイニング、洗面スペース、トイレ、廊下、玄関。

どの空間にいたとしても、基本的にはクロスや、和室であれば天井板などが天井になっていて、

その天井の表層を彩る物の中に、照明器具が見えると思います。

照明のない室内空間は、押入れなどの収納スペースくらいだと思います。

 

 

 

 

 

 

照明器具というと何をイメージされるでしょうか。

シーリングライトという、自分の好きな器具を取り付ける事ができる器具を思い浮かべる方も多いかもしれません。

 

照明器具の種類に関しては、こちらの記事をどうぞ。

 

 

杉工建設では住宅のメインの照明に、空間をスッキリと見せるダウンライトを使用する事が多いですが、

最近施工した物件では、ダウンライトと併用して”ライティングレール”を選ばれる方が多いです。

 

 

ライティングレールを選択する理由


 

ライティングレールは、ライトの自由に場所を変える事ができる点が特徴で、

ギャラリーや美術館、ショールームなどの、展示された物に合わせて照明の数や角度を変えて使われています。

 

展示空間での照明は基本的にはスポットライトを使っていて、

そこにおかれる物に合わせた照明の向きや数の調整をしています。

照明の向きだけでなく、照明を当てる位置も変える必要があり、

大きさによっては照明の距離も変えないといけません。

 

そのため、同じ電源を使いながら物に合わせて変えることが可能であることが重要です。

 

物に合わせて、”光の当たり方、当て方”をコントロールできる点がとても魅力です。

 

 

ライティングレールでスポットライト


 

ただ物を置くだけなら通常の照明で問題はないのですが、

展示スペースではそこににおかれている「物」を、

”より良く見えるように”演出をしています。

 

そこに置かれている物が、文字通り”スポットライト”を浴び、

陰影の強弱がつくことで、目立ち、際立ち、結果印象的になり、

同じ物でもスポットライトを当てて置くだけで、特別感が演出されるのです。

 

スポットライトは舞台で使われている場面を思い浮かべると良くわかりますが、

特定の人物などを目立たせる役割を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

住宅で使うメリット


 

家で光で演出をすることは、あまり多くはないですが、

ライティングレールの、”照明を取り外して付け替えることが出来る”ところが、

多くの方が選ばれる理由の一つです。

 

スポットライトは勿論、対応している形の物であればペンダント型の照明もつけることができ、

ひっかけシーリングプラグを利用することで使える物もあります。

 

スポットライトを利用して、趣味の空間を演出しても良い、

模様替えの時に動かしたテーブルに合わせて照明の位置を変えることも出来る。

照明の数を変えることも簡単。

 

そんな”汎用性の高さ”が、選ばれている理由です。

 

 

デメリットは?


 

ライティングレール自体のは色数は少ないので、

器具が目立つには目立ちます。

天井埋め込みのタイプもありますが、スッキリとした空間が好きな方だと好みではないかもしれません。

 

あまりご自分で照明や部屋を触ることがない方は、あえて照明を動かせるようにする必要はないと思います。

 

ライティングレールだけでは暗いこともあるので、

シーリングライトやダウンライトなどと併用して、どんな部屋でどう使うのかをお客様としながら、

ライティングレールの数や長さ、向き等を決めていっています。

 

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