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オーダーキッチン

2019.09.25 - BLOG

オーダーキッチン

 

 

みなさんこんにちは。

尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。

 

 

夏が終わり、すっかり秋らしい気候になってきました。

夜はさらに気温が下がるので、エアコンがなくても気分よく寝られます。

秋はとても過ごしやすくて好きな季節なのですが、

年が経つにつれてどんどん秋が短くなっているような気がします。

地球温暖化のせいでしょうか?

もっと秋が長くなって欲しいです。

 

 

オーダーキッン

みなさんは、「キッチン」と聞いて、どんなキッチンを想像しますか?

大手メーカーのシステムキッチンを思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

 

弊社では、システムキッチンを使用する他に、ゼロからキッチンを作るというご提案もしています。

 

先日完工した現場で、私にとっては初めてのオーダーキッチンを作成しました。

今回はオーダーキッチンのお話をしたいと思います。

 

 

キッチンの使い方

 

キッチンの使い方は人それぞれです。

皆さんが今お使いのキッチンを思い浮かべてみてください。

 

一つずつ時間をかけて料理をするので、ガスコンロとシンクの間の調理スペースだけで調理が済む。

反対に、複数の料理を同時進行で進めるので調理スペースがすぐにいっぱいになってしまう。

作った料理を置いておくスペースが無いという話もよく耳にします。

 

また、調理スペースの広さだけではなく、配置の仕方も人それぞれです。

シンクは右側の方が使い勝手が良い、このサイズの引出しがこの位置に欲しい。

包丁は立てて収納したい。ゴミ箱はシンクの下に欲しい。

 

この様な要望のいくつかはメーカーのシステムキッチンでも叶えることができますが、

全てを叶えるのは難しい場合もあります。

 

 

オーダーキッチンのメリット

 

オーダーキッチンのメリットは、そのままの通り、オーダーできるということです。

メーカーのシステムキッチンでも、十分な選択肢、十分な性能は得られますが、

やはり、選択肢には限りがあります。

 

例えば、ワークトップはセラミック天板にしたい!と思っていても、

このシリーズのキッチンでは選択できないので、キッチンのグレードを上げてください。

と言われてしまったり、

海外製の食洗機を使用したいと思っていても、

このメーカーでは海外製の食洗機は取付けできません。と言われてしまうこともあります。

水栓やシンク、コンロも限られた選択肢の中から選択しなければなりません。

 

ですが、オーダーキッチンはゼロから作る物です。

ワークトップをセラミックにすることも、海外製の食洗機を使うこともできます。

水栓もシンクもコンロも、無数の中から選ぶことが可能です。

 

 

事例

今回、お客様からは、以下の様なご要望がありました。

 

・シンクの下にはIKEAのゴミ箱を二つ入れたい。

・コンロはガスで、魚焼きグリルも必要。

・オーブンレンジをビルトインしたい。

・シンクに特にこだわりはないが、角が少しカーブしていて掃除しやすいものが良い。

・水栓はリビングからもよく見えるので、デザイン性のあるものにしたい。

・今使っているキッチンと同じサイズ、配置の引出し収納にしたい。

・今使っている浄水器をビルトインして使用できるようにしたい。

・モールテックスを塗りたい。

 

 

この様なご要望を受けたときに、まず先に寸法の確認をします。

今回の場合は、IKEAのゴミ箱のサイズの確認と、

お客様がもともと使用していたキッチンの収納のサイズを測りました。

 

他にも、ガスコンロの品番をしらべて図面を読み解いていく作業や、

水栓、シンク、コンロの配管を繋ぐ位置を計算して図面を引く作業もあります。

 

 

そうして完成したキッチンがこちらです。

 

 

 

 

ポイント

オーブンレンジを入れなくても、電子レンジの性能が良いので、

電子レンジをガスコンロの下に置きたいとの変更がありました。

ですので、ガスコンロの下に電子レンジ置き場を設け、専用のコンセントを設置しました。

その下の薄い引出しは、鍋やフライパンの蓋を収納するためのものです。

 

水栓はデザイン性のあるものということから、セラトレーディングの水栓を選択されました。

シンクの下にはご要望のあったIKEAのゴミ箱が並んで二つ入ります。

中央の引出しは、元々使われていたキッチンの引出しと同じサイズで作成し、

引越しをした後にもあまり使い勝手が変わらないようにされています。

 

仕上は、モールテックスというモルタル調の材料を塗装しています。

 

 

ONとOFF

弊社では度々、ONとOFFの差を付けるご提案をしています。

叶えたいことを全て叶えることが理想的ではありますが、

それにかかる費用はどんどん上がっていってしまいます。

ですので、ここはとことんこだわるポイント、

反対にここは限度を決めてこだわるポイント、

といった風に差を付けてプラン立てをしていきます。

 

今回の場合、キッチンはモールテックスが良いとのご要望に対して、

モールテックスを塗らない部分を作りましょうとご提案しています。

これは、少しでも費用を下げるためのご提案です。

モールテックスは決して安い材料ではありません。

 

引出しが納まる部分に関しては、見えなくなるのでモールテックスは塗らない、

引出しの部分はモールテックスの色味に合わせた違う材料を貼って仕上げています。

また、電子レンジを置くスペースも、写真だとはっきりと見えますが、

実際に電子レンジを置いてしまえばほとんど見えなくなるので、

モールテックスは塗らずに引出しと同じパネルを貼って仕上げています。

 

他のお客様にも、床は無垢のフローリングを使用したいというご要望に対しては、

ウォークインクローゼットや予備室などのあまり使用しない部屋、

もしくはメインではない部屋にはクッションフロアを敷くというご提案をします。

 

クロスに関しても、天井は物が触れることもあまりなく、じっくり見ることも少ないので、

壁のクロスよりも一つ等級を落として価格を少しでも下げるようにしています。

 

 

注文住宅だからこそ

 

オーダーでキッチンを作るというのは、注文住宅だからこそできることです。

キッチンには細かくこだわりたいという方、

システムキッチンも良いけどもう少し自由な選択がしたという方、

ぜひ一度、オーダーキッチンをご検討ください。

 

 

 

 

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