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どうやって断熱材を入れるの?

2023.03.18 - 現場レポ

こんにちは。

株式会社SOWAKAの岡本です。

 

先日、春日井の現場に行ってきました。

当日はセルロースファイバーという断熱材を充填する作業を職人さんがされてました。

 

住宅外部からの熱を内部に入れず、内部の熱を外部に逃がさないための断熱材。

普段の生活ではTVなどで外張り断熱とかをよく耳にしていたのですが、セルロースファイバーは聞いた事がありませんでした。

そこで今回は私も知らなかった「セルロースファイバー断熱材」を記事にします。

 

「セルロースファイバー」ってなに?

となる方がほとんどだと思います。私もSOWAKAに入社するまで聞いたことはありませんでした。

このセルロースファイバーは新聞紙や段ボールを綿状にした物を利用した断熱材です。

この綿状にした断熱材を壁の中に充填していく事で隙間を作らず高い気密性を確保しています。

 

この高い気密性を得ることで、高い断熱性を得ることができます。

そして、高い断熱性以外にも以下の性能を有しています。

 

【調湿性能】

新聞紙や段ボールなどの木質素材を利用しているので、湿気を吸ったり吐いたりするので結露の問題を解決してくれます。

 

【防音性能】

使っている素材が新聞紙や段ボールなどの木質素材なので、繊維の大きさがバラバラで沢山の空気を抱きかかえています。そして、壁の中に隙間なく充填するので高い防音効果を発揮します。

 

【防火性能・防虫性能】

新聞紙や段ボールを使っているのに防火性能があるの?

実はホウ素系薬剤(ホウ酸)を添加しているので優れた防火性能を有しています。同時に防虫効果も兼ね添えています。

 

そして、シックハウス症候群などのアレルギー物質に悩まされない自然素材を利用しているので安心・安全です。

 

日本ではなじみのないセルロースファイバーですが、アメリカではなんとシェアNo.1の断熱材です。

そして、アメリカだけではなく、エコロジーや環境などに厳しいヨーロッパでも優れた断熱材として評価されています。

 

株式会社SOWAKAではセルロースファイバーを標準仕様の断熱材としております。

リノベーションを検討されている方、弊社へお気軽にご相談ください。

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