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どうなってるの?壁掛けテレビ

2021.01.06 - BLOG

どうなってるの?壁掛けテレビ

最近ではテレビを壁掛け式にされるお客様が多くいらっしゃいます!

 

Instagramなどで壁掛けテレビの写真を見たときに、配線はどうなってるの?と思うことはないでしょうか。

 

壁掛けテレビの仕組み

壁掛けテレビを設置するために、まずは壁の下地が必要です。

 

プラスターボードで仕上げられているだけだと、

テレビの重さに耐えきれずにいつかテレビが外れてしまいます。

 

リノベーションの間取りの計画をしている段階から、

テレビの設置か所も決めて、正確な位置で壁に下地を作ります。

 

壁下地の上からテレビを掛ける専用の金物を取付ます。

 

この金物には、たくさんのサイズや、固定式、可動式のものまで様々な種類の商品があります。

 

弊社でいつもオススメをしているのは、固定式で65インチまで対応可能な金物です。

 

テレビは大きなサイズの物に買い替える可能性があることと、

やはり可動できるものよりも固定式のものの方が頑丈なことから、固定式の65インチまで対応の金物を標準仕様として使用しています。

 

専用の金物が設置できれば、あとはテレビを引っかけて固定するだけです。

 

壁掛けテレビの配線方法

テレビを見るにはアンテナ線やHDMIケーブルがまだまだ必要ですが、

多くの壁掛けテレビの事例では、この配線たちが隠されています。

 

上手にテレビやテレビボードの背面を通してモール処理をするという方法もありますが、

弊社ではリノベーションをするからこそできる方法で配線の処理をしています。

 

例えば、テレビの下にテレビボードを置いて、その中にレコーダーなどを置く場合。

 

テレビの背面と、テレビボードの背面それぞれに

コンセントを設置します。

そしてそのコンセントとコンセントを繋ぐ様にして、

壁の中へ空の配管を通しています。

 

テレビにさしたHDMIケーブルは壁の中の配管へ一度落とし、テレビボード裏のコンセントの中からケーブルを引っ張り出してレコーダーへ繋ぐという方法です。

 

壁の中を配線が通っているので、

もちろん配線は目には見えません。

 

また、壁に配線を埋め込むのではなく、

壁に埋め込んが配管の中を通っているだけなので、

抜き差しをすることが可能なため、

将来的な買い替えなどに備えることができます。

 

テレビ周りの収納

せっかく壁掛けテレビにするなら

周りにはテレビボードも収納も置きたくない

という方も多いのではないでしょうか。

 

弊社では、テレビ周りをすっきりさせるために

工夫をしていることがあります。

 

それは、テレビの裏に収納を作るという工夫です。

 

例えば、こちらのテレビのかかった壁。

アクセントクロスの映える壁ですが、テレビの下に収納が設置されています。

この収納は壁の後ろ側へせり出して作られているため、正面から見たときにとてもスッキリした印象を受けます。

 

クリックすると施工事例に移動します

 

壁の後ろへせり出している分、

その部分はデッドスペースになってしまいますが、

弊社では有効的に活用するために

背面に棚を設けてさらに収納スペースを作っています。

 

 

 

 

この方法であれば、

テレビ側の見た目をスッキリすることができますし、

そのためになくなってしまった収納スペースを

背面で補うことができます。

 

見た目も機能性も両立させる工夫

見た目を取れば機能性を我慢し、

機能性を取れば見た目を我慢しなければいけない

というような話もよく聞きますが、

この様に少しの工夫を加えれば、

見た目も機能性も両立させることができます。

 

 

もちろん、全てのお客様の住まいの間取りで

この工夫が使えるというわけではありませんが、

お客様それぞれに合った工夫を見つけることができるはずです。

 

今回は壁掛けテレビを例にお話をしましたが、

様々な場所でお客様に合った工夫を取り入れていくことが、より良い住まいづくりの1つなのではないでしょうか。

 

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