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見えない部分の大切さ

2019.02.08 - スタッフブログ

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリフォームやリノベーションを通じて「住まう人の想いに添った暮らしの提案」をしているSUGICOの笹岡です。

先週、庭の梅の花が咲きました。

今日は雲が広がり、風が強く、寒い一日になるようですが、立春を過ぎ着々と季節は進んでいるなと実感します。

 

 

今年11歳になる長女が4ヶ月の時に完成した我が家。

入居して丸10年経ちました。

当時の仕事とつながりのある工務店にお願いして建てたのですが、壁と床の断熱に硬質ウレタンパネルを使い、天井にはセルローズファイバーを使用した、C値0.3㎠/㎡・Q値1.8W/㎡の高気密高断熱住宅です。

当時は住宅の省エネ基準として次世代省エネルギー基準と呼ばれた平成11年度基準があり、愛知県の地域区分はⅣ地域。我が家のこの数値は青森県や岩手県などのⅡ地域の基準をクリアする数値です。

 

C値とは総相当隙間面積のことで家にどのくらいの隙間があるのかを数字で表したものです。

完成後の現場にて専用の機械を用いて一棟一棟測定します。床面積1㎡あたりどのくらいの隙間があるかということを表していて、我が家の場合、1㎡あたり0.3㎠。延べ床面積が115㎡なので全体では34.5㎠。

はがきの1/4くらいの大きさの隙間があることになります。

 

Q値とは総熱損失係数のことで、家の中と外との温度差が1℃の時に1時間に建物全体から逃げる熱量を床面積で割った数値の事。数値が小さいほど熱が逃げにくい事を表していて、保温・保冷力の高い魔法瓶のような家ということになります。

 

隙間が少なく、保温保冷力にすぐれた住まい。

この言葉だけだと何となく窮屈な家のイメージを持たれるかもしれませんが、窓を開けてはだめという訳では無く、間取りを考える際には日当たりや風通しを考慮して決めているので、季候の良い時には窓を開けて過ごしています。去年の様な猛暑や冬の寒い時期に外の環境に左右されにくく、住まう人に快適な温熱環境を維持しやすい住まいのことです。

もちろん、何もしなくても外は雪が降っているような寒さなのに家の中は温かい!!なんてことは絶対ないので、何かしらの熱源は必要となり、夏は冷房・冬は暖房が必要になります。しかし、その熱源が少しのエネルギーで自分にとって過ごしやすい室温を持続しやすい住まいなのです。

 

同じ仕様の家に住む他の家族の話を聞くと、家族みんなの体感温度はそれぞれ違うため、奥様から、もっと冬温かいと思っていたという言葉を聞く事がちょこちょこありました。ただ、よくよく話を聞いてみると、ほとんどが寒がりの奥様と暑がりの旦那様との間で、暖房器具の設定温度がご主人仕様になっているからの事が多かったです。

 

 

そんな高気密高断熱と言われる家に住んでいるのですが、この冬はリビングのエアコンの暖房温度設定を20℃の省エネ運転にし、24時間つけっぱなしの状態で過ごしています。

私はどちらかというと寒がりです。

室温20℃では、動き回ると暑く感じますが、じっとしていると少し寒く感じます。

なので、ホットカーペットと小さな電気ストーブを置いて、必要な時に併用しています。

リビングから扉なしで続く2階は、たまに電気ストーブを使用していますが、リビングから一番遠い子ども部屋にいる娘も特に寒がることなく、ほとんど1階リビングのエアコンのみでまかなえています。

さすがに、2階に上がると少し室温が下がりますが、2階に上がると寒くて寒くて…なんて言うことはありません。

 

エアコンを24時間つけっぱなしにし、外出の時も夜寝る際もずっとつけたままで初めはもったいなく感じていましたが、これまでに冷暖房の使い方をいろいろ試してみた中で、夏も冬もエアコンは連続運転していた方が、こまめにon/offするより光熱費が安かったため、この生活の仕方で落ち着きました。

家に帰って誰もいなくても、部屋が暖かいというのは贅沢だなと感じていますし、体への負担も少ないと感じています。

 

 

 

 

我が家を建てた頃適用されていた次世代省エネ基準。

その後見直しがされ、平成25年からは住宅に対しても新たな省エネ基準が施行されました。

そして最新の省エネ基準は、平成28年省エネ基準と呼ばれています。

現在ではC値、Q値ではなく、住宅の窓や外壁などの外皮性能を評価する基準と設備機器等の一次エネルギー消費量を評価する基準にわかれ、地域区分も細分化されました。

どれだけ隙間があるかの値は基準から無くなり、どれだけ家の中の熱が逃げにくいか、夏の日射による熱の影響が少なくどれだけ冷房が効きやすいか、快適に過ごすのにどれだけのエネルギーを使う家なのかと、いうのが今の基準です。

 

現時点では強制力がないものの、2020年をめどにすべての新築住宅に義務化される予定です。

これから新たに建てられる住宅は、住まう人に快適な温熱環境を維持しやすく、少しのエネルギーで快適な環境をつくることができる住まいになります。

 

ただこの基準、新築住宅には義務化されるものの改修工事には義務化されません。

リフォームやリノベーションの改修工事では住宅の性能を上げることは難しく、新築と同じ基準が施工されてもクリアするのは至難の事ですし費用もかなりかかります。

でも外の環境に左右されにくく、住まう人に快適な温熱環境を維持しやすい快適な住まいは、新築ではなくリノベーションなど改修工事を選択される方にも必要で、おしゃれな内装、かっこいいキッチンなど目で見てわかるところだけでなく、目に見えない住まいの性能を意識することも大切な事だと考えます。

 

弊社ではリノベーション・リファイニングでの工事にて、セルローズファイバーという断熱材を壁の断熱の標準仕様としています。今まで行ってきた改修工事の経験から、リノベーション・リファイニングにて住宅性能を上げるには、断熱性能、施工性を考え最も適していると判断したからです。

もちろん壁の断熱を変えただけで性能が上がるわけではありません。床、天井、サッシの性能も大事です。

全てを良くすればそれだけ性能の良い住まいができますが、それだけコストがかかります。

住まいの計画の中で、何を一番重要としているかになりますが、目には見えない性能という部分にも目を向けていただければと考えています。

 

リノベーション・リファインイグにて心豊かな毎日を見つけるために。

 

弊社も日々精進します!!