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アジ

2020.03.04 - スタッフブログ

アジ

みなさんこんにちは。

尾張旭市で想いに添った暮らしの提案をしている、SUGICOの青山です。

 

コロナウイルスの流行で自由に外出ができない日々が続いていますが、

みなさんはどうお過ごしでしょうか。

弊社では1月末頃から従業員全員でマスクを着用しています。

仕事柄外へ出ていくこともあるので、最近ではアルコール消毒も持ち歩くようにしています。

まだまだマスク不足が続きそうですが、みなさんも十分にお気を付けください。

 

 

 

キズ

生活の中で生じてしまう”キズ”について、どの様に感じますか?

例えば、革のお財布などは使用しているうちにひっかいた様なキズがついたり、

角がほつれてきたり、色も少しずつ変わっていったりします。

その様な状態のものを見たときに、みなさんはどう思うのでしょうか?

 

財布の様に頻繁に使用し、外へ持ち出すものはキズが付きやすいですよね。

鞄の中で他の物と擦れてキズがついたり、使う時にもキズが付く可能性があります。

しかしこれは、生活の中では仕方のないことです。

もちろん、使わずに綺麗に保管をしておけばキズはつきませんが、

そういうわけにもいきません。

 

小物と同じように、建物にもどうしてもキズが生じてしまう部分があります。

床や壁、カウンターなどの天板、棚板など、

多くの仕上材は生活をしている内に少しずつキズができていってしまいます。

 

これらのキズは、材料を変えることによって防ぐことが可能なものもありますが、

全てキズがつかないものに変えていくことは難しいです。

キズのつきにくい材料にすれば全くキズがつかないというわけでもありません。

乱暴な扱いをすればもちろんキズはついてしまいます。

 

キズを発見すると、少しいやな気分になることがあるかと思います。

大切に使っていればいるほど、気分の沈みも大きいはずです。

 

 

弊社では、無垢材を使ったフローリングを使用することが多々あります。

無垢のフローリングにもキズが付いてしまう要因がいくつかあります。

 

木には水分が含まれていますが、製品を作る前には機械を使って乾燥をさせ水分を抜きます。

ですが、機械を使って急速に水分を抜ききってしまうと、木が痛んでしまうので、

ある程度の水分が残ったまま私たちの生活の一部に加わっていきます。

残りの水分は自然に抜けていきますが、

その工程の中で反りや割れが生じてしまいます。

 

そのため、無垢のフローリングを使用した場合、

少しずつ水分が抜けていき、フローリングが反ってしまうことがあります。

フローリングどうしの隙間が、完成時よりも広がっていたり、

狭くなっていたりするお宅もあるのではないでしょうか?

それは、木が乾燥する工程の中で変形をしたためです。

 

また、木には様々な種類があります。

種類によって、堅木(チーク、ナラ、オークなど)と軟木(ヒノキ、スギなど)によってわけられます。

この中の、軟木のフローリングを使用すると、名前の通り木がやわらかいため、

とてもキズがつきやすくなります。

キャスター付きの椅子を移動させるだけでもキズがついてしまうくらいです。

 

堅木のフローリングを使用すれば、軽いキズなどは防ぐことができますが、

強い衝撃に対してはやはりキズがついてしまいます。

 

 

土間にモルタルを打つこともありますが、軽い衝撃ではキズはつかないにしても、

ヒビが入ってしまうことがあります。

モルタルはセメント、砂、水を混ぜて作られる物です。

そのため、施工時に混ぜた水が木材と同様に年月をかけてゆっくりと抜けていき、

ヒビが生じてしまいます。

ちなみに、このモルタルに砂利を混ぜたものがコンクリートですが、

コンクリートも水分が抜けるとヒビが入ってしまう場合があります。

 

 

キズ・アジ

この様に、生活の中で生じてしまうキズについては、

打ち合わせの段階でお客様にあらかじめお伝えをしています。

その際に、多くのお客様から「それもアジだよね」と言っていただきます。

 

確かにキズはキズですが、見方を変えればそれはアジにもなります。

古くから残る建物を見たとき、趣や歴史を感じることがあると思います。

豪華な見た目からそう感じますが、それだけでなく、

キズの多くついた柱や少しはげた塗装、ヒビの入った石やコンクリートも

感動を与えるポイントの一つだと思います。

歴史的な建物も建て替え工事や補修工事が入りますが、

工事直後のピカピカになった建物にはどこか物足りなさを感じませんか?

 

住まいに生じてしまうキズについても、

同じ様なことが言えるのではないでしょうか。

ここで暮らしてきた歴史や時間が刻まれていると考えれば、

キズがアジに見えてくるはずです。

 

 

破れているクロスを見て、これもアジだと考えるのは少し違うと思いますが、

木やモルタルなどの自然素材に生じるキズはその家だけのアジになります。

全てのものを機能性を重視して採用していくのも住まい作りの一つですが、

アジを楽しめるような住まい作りも彩りのある暮らしができるかもしれません。