SOKAWA design and craft company

0561-76-5428

9:00〜18:00(水曜・日曜日定休)

Webからのお問い合わせはこちら

ニュース/ブログ ニュース/ブログ

  • TOP

色から考える空間のイメージ

2016.07.27 - BLOG

色から考える空間のイメージ

 

 

こんにちは。

名古屋、尾張旭近郊でリフォーム、リノベーションを提案している杉工建設の坂本です。

 

いよいよ梅雨明けしましたね。

これから本格的な暑さか・・と構えていたら、夜は案外涼しい。

エアコンをつけるより、窓を開けていた方が風が通り、気持ち良く感じている今日この頃です。

 

特に、無機質な雰囲気をイメージした我が家のリビングの床は、コンクリートを採用したので真冬はとても寒いですが、夏はひんやり感がとても居心地がいいのでお気に入り。

 

 

 

我が家の場合、壁と天井は白で統一し、所々にアクセントとしてシックな色を取り入れています。

シックな寒色系の色が多い我が家の場合、体感温度が低く感じるので夏は涼しく感じられるのかもしれません。

 

実際の温度と身体が感じる体感温度には差があって、部屋を暖色で統一した場合と、寒色の場合では、体感温度は約3℃違うと言われています。

冬は暖色系、夏は寒色系の色で揃えると過ごしやすいかもしれません。

ただ季節に応じて壁紙を変えるなんて、そうそう出来ないので、小物や家具などで彩りの変化を楽しめるといいですね。

 

 

色は、人の心と身体に大きな影響を与えると言われるほど、大切なもの。

 

リフォーム、リノベーションをする際、壁、床の素材を選ぶタイミングがありますが、クロスの見本だけでも沢山の選択肢があります。

実際、沢山ありすぎて迷われる方も沢山いらっしゃいます。

 

そういった時に、色の持つ効果を知っていれば、住まいづくりの時にどんな色を選べばいいのか、悩んだ時のヒントになりそうですよね。

 

 

大人が普段生活しているときは、目の高さにある壁が一番目につくので、その部分の色選びが重要になります。

目の高さというと壁やカーテンの色にこだわることで、住まいの居心地が変わるのです。

 

人が何色を見たら緊張したり、弛緩したりするかを数値で表した『ライト・トーナス値』では、一番リラックスできる色はベージュとされています。

 

scandinavian-living-room

 

 

住まいのインテリアもベースをベージュ系にすることで落ち着け、部屋は広く見えます。

 

逆に暗い色は圧迫感が出て狭く感じるようです。

小さなお子さんは、背が低いので床を見ることが多くなります。

カーペットやラグなどに明るい、暖色系の色を選ぶと、意欲的になったりはれやかな気分になるのです。

 

我が家は寒色系の色が多いので、あえて子供部屋の壁は、暖色系のクロスを選びました。女の子だったというのもありますが、ワクワクするような部屋にしたかったので、暖色系の壁で彩りをプラスしています。

 

 

 

色の持つ効果と使い方

 

contemporary-living-room

 

 

インテリアでも定番とされる ブラウン(茶)の色。

土や木を連想させるブラウンは気分が落ち着く色とされています。

定番として床・建材・家具に使いやすい色でどんな色とも調和するので失敗も少なく、どの空間に取り入れても、まとまりのある空間ができるので、メインカラーをブラウンで統一することも多いです。

 

 

 

modern-living-room

 

ちょっと冒険でもある レッド(赤)の色。

意欲的になる、晴れやかになる色とされていて、アクセントカラーとして取り入れられる事が多いです。

キッチン機器や子供部屋のアクセントカラーとして少量取り入れると、バランスの取れた空間を創りあげる事ができます。

 

 

 

transitional-bedroom

 

 

北欧デザインでも人気がある ブルー(青)の色。

精神を集中し安定させる色ともされていて、勉強部屋や寝室に取り入れると落ち着く空間となると同時に、ブルーは後退色なのでメインカラーに使うと部屋を広く見せる効果があります。

トイレなど狭い空間に淡いブルーを使うと圧迫感が少なくなり、リラックス効果も期待できます。

家具などでブルーを取り入れるだけでも、オシャレ度がアップするので素敵だなと思いますね。

似たような寒色系であるパープル(紫)も、アクセントカラーや家具で取り入れるだけで洗礼された重厚な空間を創りあげることができるので、オススメです。

 

 

 

contemporary-living-rooml

 

 

森や緑を連想させる グリーン(緑)はストレスを軽減し、心身のバランスを保つ色とされており、中間色であるため自然と空間に馴染むことができる色です。

ただ、壁など広い面積で取り入れるよりは、家具や観葉植物などで取り入れる方が馴染みやすい色ではないでしょうか。

 

 

 

modern-living-roomk

 

 

モダンで刺激的なイメージに仕上がる ブラック(黒)はどんな色とも合いますが、圧迫感を与えやすい色でもあるので、アクセントカラーとして取り入れるのが無難です。

柔らかな色と組み合わせるとシックな印象、濃い色と合わせると重厚な雰囲気になります。

 

少し淡いグレーは気持ちが落ち着く色とされているので、どんな色とも合わせやすい色になります。

最近はコンクリートの素材をそのまま生かしたデザインも人気がありますので、ちょっと無機質な雰囲気を出したい場合などは、取り入れやすい色になります。

 

色だけで見ても、色味を含めると数え切れないほど。

 

お客様がどんな部屋のイメージが好みなのか、どんな色が好みなのかで、最終的には住まう人が心地いい色を選ばれると快適な空間になるはずです。

 

住まいにも様々なスタイルがあるので、色選びも楽しみながら、リフォーム、リノベーションをしてほしいと思います。 

recent entries

category

archive