クリスマスイルミネーションが目を楽しませてくれる季節になり、何かと忙しい年の瀬、みんなの心も明るく照らしてくれている気がします。
先日やっと、我が家もクリスマスツリーを出しました。
我が家のクリスマスツリーは、最初ツリーのみを購入し、その後少しずつ赤をメインカラーにオーナメントを買い足しています。中学生のころ、お世話になった英語の先生の家にリンゴと天使のクリスマスツリーがありました。赤いリンゴと陶器で出来た白い天使のオーナメントのみというシンプルなものだったのですが、これがとてもステキで心に残る印象的なツリーでした。自分もクリスマスツリーを購入するときには、必ずコレがいいと決めていたのですが、最近では子供たちの好みが入るので、自分の理想とはかけ離れつつあります。
クリスマスといえば、今やケーキは欠かせません。
丸太の形のブッシュドノエルや、ドイツのシュトーレンなどいろいろありますが、日本で王道なのはイチゴのケーキではないかと勝手に思っています。最近では、生クリームケーキのベースを頼んで、予算に合わせてイチゴの数をチョイス出来るものもあります。
そんな中、先日イチゴについて少し勉強をする機会がありました。
みなさんはイチゴを購入する際、何を基準に購入しますか?
一主婦である自分は、何より価格!!で品種などあまり気にしたことがありませんでした。
愛知県はイチゴの年間収穫量が全国で6位。主な品種は紅ほっぺ。これが7割をしめ、章姫やとちおとめも栽培されているそうです。
上位5位と主な品種は、
1位 栃木県 とちおとめ
2位 福岡県 あまおう・豊の香
3位 熊本県 さがほのか
4位 長崎県 さがほのか
5位 静岡県 紅ほっぺ
だそうです。
今回は4つの品種の食べ比べをしました。
写真左から、紅ほっぺ・章姫・さがほのか・あまおう。
紅ほっぺは丸みがあり、中がジューシー。たっぷりの甘味の中に適度な酸味が調和しているとのこと。私はこれが一番好きです。
章姫はちょっと長めの円錐形で、酸味が少なく、口当たりがやわらかく甘みも十分とのこと。シャリシャリした触感で、みずみずしいけど、ちょっと味が薄目な感じがしました。
さがほのかは酸味が少なく甘みが強い。果肉がしっかりしているので日持ちがいいとのこと。これも甘くて美味しかったです。
あまおうは糖度が高く、適度な酸味とのバランスに優れ、粒が大きいとのこと。ちなみにあまおうとは「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字から名づけられたそう。甘くていちごの王様だからあまおうかと思っていましたが違うそうです。一番最後に食べたのですが、甘みもあるけど酸味がしっかりあって、味がとても濃かったです。
それぞれを半分にカットした写真がこちら。
左から、あまおう・さがほのか・紅ほっぺ・あきひめ。
あまおうは切っても果肉がしっかり赤い!!色も濃く酸味もしっかりしてるので、生クリームのケーキとの相性は抜群。さがほのかは果肉が白いので、ケーキには向かないそう。紅ほっぺは果肉が赤いので、ケーキに向くが、粒が揃いにくいとのこと。章姫は、果肉が白っぽく酸味も少ないのでどちらかというとケーキには向いてないとのことでした。
品種を意識したことはかったのですが、4種の食べ比べをすることができちょっと勉強をして、これからは味も自分好みな紅ほっぺを買おうと思いました。地元愛知県産ということもあって、地産地消の精神で!!
ちなみにイチゴのシーズンは11月から4月ころ。美味しくて家計にも優しいのは2月から3月だそうです。
クリスマス前の今はやっぱり一番家計に厳しいお値段になるそうです。
最後に、イチゴの見分け方は果皮のつぶつぶがくっきりしてて、へたが青くて元気、表面にツヤのあるものを選ぶといいそうです。
栄養はビタミンCがレモンより多く、血を作るビタミンといわれる「葉酸」が豊富なので貧血予防にも効果的。食物繊維の「ペクチン」も含まれているそうです。1粒あたり4~5kcalと低カロリーで、食事制限に伴うビタミンや食物繊維不足を補えるので、ダイエット時のおやつにピッタリ。また、牛乳などのタンパク質と一緒に摂ると、ビタミンCがコラーゲンの生成を促し、お肌のハリを保ち、メラニン色素を薄くしてシミやそばかすを防ぐそうです。
肌のいろんなピンチに大活躍で女性に嬉しい食物ですね。